顧客が本当に求めていたもの

顧客が本当に求めていたものを、果たしてデータ分析から明らかにすることができるのか。そのためには〇〇が不足していました。

  

あれ?今のセリフって、〇〇って言っているように聞こえるけど、本当にそうかな。

もしかすると原作のままかもしれないから、本探してみる?

でも、もし違ったら悲しいし、そもそもどこにしまったっけ…?

 

英語学習のため。

という大義名分のもと、Amazon videoでハリーポッターを購入しています。

もちろん、これは英語の学習のためなので、できる限りハリーたちのセリフを覚えられるように。

まずは第一作目である賢者の石から。

続きが見たくなって、第二作の秘密の部屋もぽちり。

気づけばアズカバンの囚人も…。

とりあえずここまでで踏みとどまれているのですが、最後まで買いそろえてしまうのも時間の問題です。

 

ただ、Amazonで購入したハリーポッターには、一部不満があります。

この不満というのは英語学習において、という問題であって、作品自体にはみじんも文句はないのですが、とにかく不満なのです。

それは、英語字幕が無いこと。

せっかく購入しているのに、字幕が選択できないとは何事でしょうか。

英語の字幕があればこそ、さらに効率的に学習ができるはずなのに!

 

ちなみに少し前に公開された「スーパーマリオブラザーズ」の映画では、英語字幕だけでなく、恐らく聴覚にアドバンテージがある方のために、その時どんな音が鳴っているか?を表現するスクリプトまでついていました。

…そこまでしてほしいとは言わないですが、英語字幕くらいつけてほしいです。

 

そんな悶々としていたある日、素晴らしいアプリを見つけてしまいました。

その名も「abceed」。

手元にあったTOEIC対策本の中で「このアプリから音声が無料で聞けます!」と紹介されていたのですが、なんとびっくり!本の内容以外もとても充実していました。

かなり多くの映画作品が、英語音声・英語字幕・日本語字幕で見ることができるのです。

そして、さすが英語勉強用のアプリです。

通常の映画では考えられないことですが、3秒の巻き戻しが存在していました。

フレーズを聞き直すには最適です。

 

ただ、惜しむらくはこのアプリ。

ダウンロード直後は強制的に有料版となり、トライアル後も使うのならば、月額1600円以上がかかるとのことでした。

トライアル期間終了後に、どこまで映画が見れるか、期待したいと思います。

 

ところでこの「顧客が本当に求めていたもの」。

今回で言えば「英語音声・英語字幕で映画を見たい」というものなのですが、果たしてデータから推測できるものなのでしょうか。

例えば、私のすべての行動履歴を見ていれば、一目瞭然です。

英語音声・日本語字幕で見ていた映画を見ていた時間に、英語音声・英語字幕の映画を見るようになって。

さらに言えば、新しいアプリを入れたのも、顧客の求めていたものを探す手掛かりになります。

 

なのですが、このような「様々な媒体を超えたデータ」を取得するのは本当に難しく、かつ、コストを払う必要があります。

自分の物ではない情報を手に入れる必要があるため仕方がありません。

だからこそ、楽天などが自社の経済圏を作っている、とも言えます。

いずれにしても、どれほどデータ分析が発達したとしても、すべてのデータが取得できる状況にならない限りは、従来のインタビューなどの手法が廃れることはないのだろうなあと感じます。

 

P.S.

abceedのもう一つ感動したポイントとして、映画なのにスピードを動かせる、ということがありました!

・・・と思ったのですが、よく考えれば通常のDVDでもできる気がするので、あまり新しくはなかったようです。

他にもきっと便利な機能があると思うので、せっかくの無料トライアル期間にたくさん遊んでみようと思います。

 

P.P.S.

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Who is writing

大学にてデータサイエンスを学ぶ傍ら、多くの人にデータ分析の面白さを伝えたいと日々奮闘中。