
もはや、最近の趣味と言っていいかもしれません。
せっかくの春休みを利用して勉強し始めた「パターン認識と機械学習」という機械学習分野の重要な教科書。
いつかこの本を教科書として授業をするような日が来たとしたら、そんなときに役にたつノートにしたい。
最初のモチベーションをそのように設定して日々勉強を進めてきたのですが、気づけば勉強そのものが楽しく、目的になってきました。
毎日コツコツ数ページほどのノートにまとめて。
時には1枚しかノートが作れない日もありますが、それでも書かない日があると「なんだかむずむずする!」と思うくらいには、習慣化されてきました。
そんなふうに毎日手書きノートを作っている今日この頃。
ふと気づいたことがあります。
「もしかして、字が綺麗になった?」
そう思い至ったのは、勉強とは全く関係ないレターパックを書いている時でした。
送り先の住所を書いているとき、ふと思ったのです。
(なんだか字のバランスがいい感じでは…?)
文字そのものが綺麗になったというよりも、むしろ文字の羅列としての整い方がスキルアップした気がしました。
全部書き上げてから1ヶ月前に書いたものと見比べて、その感覚は確信に変わりました。
大人になってからでも次は綺麗になるんだ!
とても嬉しい驚きです。
ところで、もう進歩はないのでは?と思える部分でも、気づけば進歩がある、というのは何も字の綺麗さに限った話ではありません。
例えば現在多くの場所で使われている深層学習モデル。
chatGPTなどの自然言語処理分野では言わずもがなですし、自動運転技術で使われる画像処理や、音声認識など、多くの分野で力を発揮しています。
この手法もかつては「もうこれ以上の向上は見込めない」と世間一般からは思われていた時代がありました。
(その中でも諦めなかった研究者の方がいたからこそ、いま多くの分野で使われているのは事実です。)
それでも、さまざまな情報がウェブ常に公開されることにより使えるデータが増えたこと、さらには計算機の性能向上などにより、今私たちの生活を大きく変えようとしています。
そんな現在のAIブームの中にあってすら「このくらいが精度の限界なのでは?」と言われたこともたくさんあるのですが、それでもいつもブレイクスルーを起こし、信じられないような性能向上を達成し続けています。
機械学習の性能も、私たちのスキルも。
意外とどこにも上限なんて存在しないのかもしれません。
P.S.
新しい機能といえば、以前ご紹介したOpenAI社がchatGPTの新機能として実装したDeepResearchが一般の課金ユーザに開放されたようでした。
早速試してみて、その使用感についてもお伝えできればと思います。
P.P.S.
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