実力があるのに書類選考で落ちるのはなぜ?|40代からの職務経歴書の書き方
40代以上の転職。実力も経験も十分なのに書類選考に通らない。その本当の理由は「見せ方」にあります。のべ4万人を見てきた経験から解説

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実力があるのに書類審査で落ちるのはなぜ?
経験も実績も十分にある。なのに、なぜか書類選考で落ち続ける——。
40代以上の転職で、これほど多くの人を苦しめている壁はありません。
ある方の事例です。仮にAさんとします。
50代に差しかかった、ある業界では名の知れた方でした。
マネジメントの実績も、立ち上げた事業も、数字で語れる成果もある。
ご本人も周囲も、「この人が転職に困るはずがない」と思っていました。
ところが、応募した先から次々と書類選考で落ちる。
一社や二社ではありません。面接にすらたどり着けない。
Aさんは最初「自分の市場価値が下がったのか」と落ち込み、次第に「もう年齢で切られているんだ」と半ば諦めかけていました。
相談に来られたとき、Aさんの職務経歴書を見せてもらいました。
立派でした。本当に、立派だったんです。
20年以上のキャリアが、丁寧に、漏れなく書き込まれていた。
一つひとつの実績は、確かに価値のあるものでした。
それでも、見て10秒で、なぜ通らないのかが分かってしまいました。
その理由とは何か?
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長すぎるのです。
そして、何ができる人なのかが、最後まで読まないと分からない作りになっていました。
採用担当者は、あなたの職務経歴書を最後まで読んでいない
ここで、採用する側の現実をお伝えします。
採用担当者は、一つの求人に対して何十通、ときに何百通という書類に目を通します。
一通あたりにかけられる時間は、最初のスクリーニングではせいぜい十数秒。
4万人を超える候補者の書類を見てきた経験から正直に言えば、全部を熟読することは物理的に不可能でした。
では、何を見ているか。
冒頭の数行——多くの場合、職務要約です。
ここで「この人は、うちの何の役に立つ人か」が掴めなければ、その時点で読むのをやめます。
残りにどれだけ素晴らしい実績が眠っていても、そこへはたどり着かない。
中身が立派かどうか以前に、伝わる前に終わっているのです。
職務要約は、職務経歴書の「つかみ」です。
採用担当者が、その先を読み込むかどうかを判断する分岐点。
にもかかわらず、ここが弱いあるいは存在しない職務経歴書が、驚くほど多いのが実情です。
経験豊富な人ほどはまる「盛り込みすぎ」の罠
Aさんの書類は、まさにこれでした。
20年分の経験が時系列でびっしり並んでいる。
誠実で、正直で努力の跡が見える。
でも、採る側からすると「で、結局この人は何ができるんですか?」が、すぐには分からなかった。
皮肉なことに、経験が豊富な人ほど書くことが多くなり、職務経歴書は長く複雑になります。
その「豊かさ」が、かえって伝わり方を悪くする。
40代・50代で書類選考が通らない方の多くが、この罠にはまっています。
はっきりお伝えしましょう。
あなたが書類で落ちているとしたら、その原因はおそらく実力ではありません。
経歴でもありません。
「見せ方」です。
これは、ある意味で朗報です。
実力や経歴は今すぐには変えられませんが、見せ方は今日からでも変えられるからです。
同じ経歴のまま、伝わる順番に組み替え、採る側が知りたいことを先に出す。
それだけで、これまで読まれなかった書類が読まれるようになる。
職務経歴書が「採用側にどう映っているか」を確かめる
とはいえ、自分の書類のどこが悪いのかは、自分では一番見えにくいものです。
長年マーケティングで「客観的に改善する」をやってきた人でも、自分のこととなると途端に分からなくなる——これは多くの人が口を揃えて言うことです。
そこで、採用する側の視点で職務経歴書がどう映っているかを、手軽に確かめられるツールを作りました。
「職務経歴書オプティマイザー」です。
採用担当者が何を見て、どこで読むのをやめるのか?
4万人を超える候補者を見てきた中で掴んだ「通る書類と通らない書類の違い」を、まるごと落とし込んでいます。
まずは無料診断から。
3分ほど、登録もいりません。
自分では完璧だと思っている書類が、採る側からはどう見えるのか。
それを知るだけでも、次の一手が変わります。
次回は、もう一歩踏み込みます。採用担当者が最初の十数秒でどこを見て、どんな書き方を”アウト”と判断するのか——
具体的なつまずきの型を、実例とともにお伝えします。
PS:
もしあなたが採用や人材紹介に関わる立場でこれを読まれているなら、この「伝わり方」の問題は、そのまま候補者の決定率に直結します。
とくに600〜800万円クラスの40代以上は、実力があっても書類で落ちやすい層です。
そこに何が起きているか、そして何ができるかは、追ってお話しします。
