【テクアシ日記 vol.15】時間を確保するための対策をとる時間がないという泥沼から脱出するには?

リスキリングに活用できる効率化の方法論は数あれど、行きつくところは仕事にも共通する自分自身のいつもの課題でした。

こんにちは。テクニカル・アシスタントの竹内です。

2023年3月より経営人事パートナーズでの勤務が始まり、昨年は勉強の連続であっという間に過ぎていきました。

これまでの仕事において、人事担当者としての業務やこまごまとした事務作業などの色々な経験をしてきましたが、現在の仕事はこれまでで最も学ぶべきことの範囲が広く、またその機会も多くあります。

そんな中で新しい年を迎え、今年は、日々の仕事に加えて自分で勉強して専門知識も得たい!と考えています。

 

そんな意図を持って、私なりに欲しい知識の勉強を始めてみたはいいものの、早速困難に直面してしまいました。

当たり前に想像できたことではあるのですが、時間の確保がとても難しいのです。

通常の仕事に加え、出来が悪いながらも一応主婦である私には家事もあります。

毎日の犬の散歩は私にとって楽しみでもあるのですが、1時間ほどは確保する必要があります。

その他の生き物たちの世話も然りです。

夫は激務で帰宅が遅いために、寝るのは連日深夜になり、夜になるころにはやはりアラフォーの身体にずっしりと疲れが溜まっているのを実感します。

そんな中勉強するためにテキストを開くのですが、ふと気づくとただ文字を目で追う時間になってしまっていることがあります。

勉強する以上は漫然と読むだけでなく、その知識をきちんと頭の中に蓄積していく必要がありますので、あれっ、と思ってページを戻ったりすることになります。

せっかく必死になって時間を作っているのに、これではあまりに非効率です。

何か効率的で頭に残る勉強法がないだろうか、と調べてみて、いくつかの方法を見つけました。

 

その中で最初に目についたのが「ツェッテルカステン」と言われる方法です。

これはメモ術の一種なのですが、ニクラス・ルーマンという著名なドイツの社会学者が開発したものです。

彼は30年で58冊の著書と数百本の論文を執筆した天才と言われており、その膨大なアウトプットを支えていたのが、このメモ術だったというのです。

メモ魔でありながら、3日もすれば何のメモだったかすら怪しくなる私にはもしかしてよい方法なのでは?と思い、具体的に調べてみることにしました。

誤解を恐れずにざっくりと説明すると、「ツェッテル(Zettel)=紙片・メモ用紙」「カステン(Kasten)=箱」の名が示す通り、小さな紙切れにメモを取り、それらのメモをカテゴリー分けして索引を設けてそれぞれの関連を明確にし、小箱に適切に分類して入れて管理する…といった方法なのですが、どうも本来の方法とはかけ離れた「我流」の方法がそれらしく出回ってしまっているようです。

きちんと結果が出る正しい方法を勉強してみようと思い、本を買い求めました。

 

…そして、もう一つ新たな問題に直面するのです。

 

こちらも想像できたことなのですが、「勉強時間を効率化するための勉強法を勉強するための時間の確保」です。

卵が先か鶏が先か、悩みかけました。

しかしやはり、仕事をしながら効率的に勉強するためには、まずは仕事時間中も含めたタイムマネジメントの能力が必要である、と深く深く反省したのでした。

 

リスキリングという言葉を頻繁に見かけるようになって3年ほど経ちました。

私が考えたように、「今年こそは新しい知識を身に着けたい」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

弊社のメディア「賢者の人事」には、そのために必要なタイムマネジメントや業務効率化のヒントもたくさんご紹介しています。

ぜひ隙間時間にご覧いただき、今年の目標達成のためにお役立て下さい。

【生産性を劇的に向上させる5つの方法|タスクや時間管理について解説します】

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【〇〇を管理するとタイムマネジメントはラクになる】

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竹内円

 

P.S.
何の気なしに、山極に「こんな勉強法があるらしく、面白そうです」と伝えたところ、その日のうちに「ツェッテルカステン用のメモを買った」と連絡があり、吃驚しました。

スケジュールを見るだけで私よりもはるかに忙しい立場であるのは明白でしたので、そんな中まだまだ勉強する気満々なんだ…!と恐れおののきました。

先日、弊社の強みである最新の情報の源泉としてリサーチャーのお仕事をお伝えしましたが、源泉はひとつではありませんでした。

やはり、アシスタントである私が「勉強はもう十分」などと言えるのは、早くても30年以上先になりそうです。

 

P.P.S.

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

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Who is writing

経営人事パートナーズ テクニカル・アシスタント。
東北大学文学部卒業。製鉄会社の人事、大学法人の福利厚生制度の企画運営担当者などを経て現職。
持病の悪化による退職や家族の転勤による退職などを経験する中で、社員と企業双方にとっての最適解とは?人事を研究し突き詰めることはできるのか?という疑問を感じており、経営人事パートナーズの考え方に強い共感を覚えて入社。
生き物とバイクが大好きで、ボーダーコリーの女の子を溺愛しているが、彼女は熱烈なお父さんっ子なので若干片想い。うすうす感づきつつも、めげずに毎日愛を伝えている。