【テクアシ日記 vol.04】偉人と上司に背中を押され、他人のマネをする。

誰かの真似をすることは悪いことのように思っていませんか?実は、成長するための一番の近道なのかもしれません。

経営人事パートナーズで勤務して見えてきた、私の仕事における問題点。

企業人として致命的とさえいえるかもしれません。

それは、クリエイティブな作業のスピード感に欠けることです。

具体的にはセミナーのお知らせをするDMであったり、ウェブに載せるページであったり。

事務仕事はこれまで何年も培ってきたのですが、デザインやレイアウト等々となると、センスのなさも手伝ってパタッと手が止まります。

見やすいもの、良さを伝えるもの…もやもやした理想はいくらでも言えるのですが、形になりません。

心底自分の適性を疑い、思わず打合せでしょんぼりしながら漏らしてしまいました。「私コレ、とても苦手かもしれません。」

すると、弊社代表の山極からアドバイスがありました。

「最初からできる人間はいない。まずは良いものを真似して作ってみて」

そういえば、コーディングの勉強でも既存サイトのトレースは良い勉強になると言われました。

そして修練としての模倣について、どこかで格言を聞いたことがあるような気がして、調べてみたのです。

すると、こんなに出てきました。

「独創力とは、思慮深い模倣に他ならない」—ヴォルテール

「創造は模倣から始まる」—トルストイ

「優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」—パブロ・ピカソ

恐ろしいほど説得力のある名前が並んでいます。

最後のピカソに至っては、独創性の権化のような存在だと思っていました。

さて、その後私は実際に出来の良いお手本を探して、その骨組みをそのまま使うことにしました。

すると、「どこに何を記述すべきか」が明確になっただけで、仕事の速度は数倍になったのです。

そしてお手本のページの骨組みは、有名なマーケティングの「型」に通じるものがありました。

効果が出るよう練り上げられた既存の型が存在し、その型に則って作られているこのお手本もまた、模倣による創造と言えるのだと思います。

模倣を是とすることについて、弊社で働き始めて、とても驚いたことがあります。

コンサルタントとは、ノウハウを活用し、企業をコンサルティングする仕事です。

このノウハウそれ自体が商材であり、価値のあるものです。

いわば門外不出で、クライアント様にその結果の提供こそすれ、おいそれと模倣されてはならないものである…と思っていました。

そのため、採用支援のコンサルティング中に山極が言った「あとはクライアント様が自社でできるようになればそれでいい」という言葉は大きなカルチャーショックでした。

ノウハウを使ってその場の採用を支援するのみでなく、ノウハウをお伝えしてクライアント様の採用力そのものの向上を目指すのが弊社のコンサルティングです。

一度お渡ししたノウハウは、社内で模倣し、運用し、応用し、採用力の向上に役立てて頂くことができます。

(もちろん、運用まで担わせて頂くプランもございます。)

胸を張ってお伝えできる、弊社のコンサルティングの特長です。

最後に代表山極から竹内へ与えられた格言を。

「アウトプットは量で決まる。模倣して、数をこなせ」

元来体育会系の私にとっては、非常にしっくりくるひと言でした。

 

弊社では90分間の無料コンサルティングも実施しております。ご相談はこちらのお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ!

竹内円

P.S.
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P.P.S.
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Who is writing

経営人事パートナーズ テクニカル・アシスタント。
東北大学文学部卒業。製鉄会社の人事、大学法人の福利厚生制度の企画運営担当者などを経て現職。
持病の悪化による退職や家族の転勤による退職などを経験する中で、社員と企業双方にとっての最適解とは?人事を研究し突き詰めることはできるのか?という疑問を感じており、経営人事パートナーズの考え方に強い共感を覚えて入社。
生き物とバイクが大好きで、ボーダーコリーの女の子を溺愛しているが、彼女は熱烈なお父さんっ子なので若干片想い。うすうす感づきつつも、めげずに毎日愛を伝えている。