chatGPTマスターを目指して vol.32 がっつりはまるとすごい!myGPTs

本当に使えるmyGPTsを作るためにはスキル以外の必要な条件があったようです。それらががっちりはまると素晴らしい効率化が待っていました

  

「一回ずつchatGPTに入力すればうまくいくんですが、まとめての処理がどうしてもできないんです」

後輩から研究に使うデータについて相談を受けていた時、ふと気づいてしまいました。

もしかしたら、この悩み事、myGPTsで解決できるかも?

myGPTsはそもそも、もともとchatGPTができることをベースとして、特定の作業に特化した、いわばアプリケーションのようなものを作成するための機能です。

つまり、一回ずつの作業ができるということは、あとはそれを反復できるように設定してあげればいいだけ、のようにも思えます。

 

何よりも、これまでにチャレンジした自己紹介の作成や、あるいは掃除管理アプリと決定的に違う点がありました。

それは、予めchatGPTで「できるはず」と分かっていることです。

過去にチャレンジしたmyGPTs作成はあくまで、作ってみることを目的としていました。

そのため、作る内容はその時自分が困っていたことであり、myGPTsである必然性はみじんもなかったのです。

…実際、掃除管理アプリについては現在、Excelシートで運用していて、まったく困っていません。

 

必要は発明の母である、という言葉もあります。

chatGPTでできる作業を効率化したい!と思っている今ならば!

この作業をお願いするのに最適であるのがmyGTPsであろうことも考えると、本当に役に立つmyGPTsを作る最良の時が来たようです。

 

というわけで、早速作成してみました。

データを入力して、構造化してもらう。

可能ならばcsvファイルでの入出力も実装してほしかったのですが、なぜかうまくいかず諦めたりもしました。

それでも、これまでは1件ずつばらばらに依頼していたものを、複数同時に処理することができるようになりました。

作成に要した時間は20分ほど。

実際の作業をするのは学生なので現実問題としてどのくらい時間が削減できたのかはわからないのですが、後輩曰く「とんでもない効率化」とのことだったので、恐らく効果はあったのだと思います。

 

  • 予めchatGPTで出来るとわかっていて、
  • myGPTsに頼むことが最適であると考えられる機能を、
  • 本当に必要としているときに作成すると、

とても有効な使い方ができることがわかりました。

 

本当に必要になって初めて自分のスキルがアップする。

AIに限らず、どの分野でも同じなのかもしれません。

 

P.S.

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Who is writing

大学にてデータサイエンスを学ぶ傍ら、多くの人にデータ分析の面白さを伝えたいと日々奮闘中。