chatGPTマスターを目指して vol.19 ねえ、chatGPT、明日の東京の天気は?

過去の文章を使って学習されたchatGPTならば、未来のことはわかるまい。そう思って尋ねた明日の天気ですが、きちんと答えてくれました。

「ねえ、chatGPT。明日の東京の天気は?」

実はこちらの質問は、chatGPTをいじめるつもりで尋ねたものでした。

「私は過去のとある時点までのデータしか学習していません」

「日本の6月は梅雨なので、雨が降る可能性が高いと思います」

そんな返答が返ってくるのだろうと思って尋ねていたのですが、私の認識が甘かったようです。

 

返ってきたのは、次のような回答でした。

なんと!

chatGPTが自前で必要なデータを検索できるなんて!

そんなことまでしてくれるとはつゆ知らず。

意地悪な質問をしてみようと思った私が間違っていました。

 

ところで最近、chatGPT以外にもたくさんの自然言語AIがあります。

例えばGoogleが出しているGemini。

こちらも非常に高性能なAIではありますが、Geminiにも同じ質問をしてみました。

そしてその返答がこちらです。

さすがGoogleです。

検索した画面を埋め込めるのは、検索エンジンを持っているGoogleならでは。

出力に、chatGPTとの明確な違いがありました。

 

このような検索による回答は、果たしていつからできるようになっていたのでしょうか。

ちなみにかつては嘘も交えられてしまっていた「最近の機械学習の注目論文を教えてください」といった内容についても聞いてみたのですが、

検索し、さらに情報源となるリンク先URLとともに出力してくれるようになりました。

明らかに回答ロジックが変化しています。

悲しいことに、その変化点を観測していなかったため「いつから検索をして回答できるようになったか」を知ることはできないのですが、かなり大きなアップデートがあったことは間違いなさそうです。

chatGPTマスターを目指して様々な機能を試してはいるのですが、新しく追加された機能について学ぶことも必要不可欠であると思い知らされました。

 

 

P.S.

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Who is writing

大学にてデータサイエンスを学ぶ傍ら、多くの人にデータ分析の面白さを伝えたいと日々奮闘中。