chatGPTマスターを目指して vol.11 意外と大変なGPTsづくり

とりあえず便利そうだから作ろう!と見切り発車で始めたGPTsづくり。果たして良いものが出来上がるのでしょうか…。

  

一流のchatGPTマスターは、日常のいろいろな場面をchatGPTを駆使して効率化できるはず。

例えば最近作成している英文校正のためのGPTsももちろんですし、他には「お掃除応援団」というGPTsの作成に取り組んでいます。

この応援団、何をしてくれるもの(になる予定)かと言いますと、一週間のお掃除スケジュールを立ててくれるものになる、はずです。

 

快適な住環境を守るために欠かせないお掃除。

その内容は多岐にわたります。

まずは掃除機掛け。

加えて、ときおりは水拭きもしたい。

お手洗いの掃除はそれなりの頻度でする必要がありますし、他にも窓拭きや洗濯機のお掃除など、頻度は低いものの定期的に行う必要がある行為がたくさんあります。

大変お恥ずかしながら、私の場合、前回それらの掃除をしたのがいつであったかを忘れてしまうため、私の代わりにスケジュールを立ててくれるGPTsが欲しい、と思い立ったのがきっかけです。

 

ただ、こちらのGPTs。

思った以上に作成が難航しています。

というのも、自分の頭の中にある掃除に関する知識を構造化するのがとても大変なのです。

GPTsに与える「各掃除は一回当たりこのくらいの時間がかかって、どのくらいの頻度で行う必要がある」といった情報は、掃除の項目によって書き方が異なってしまいます。

例えば掃除機掛けにかかる時間は家の広さによって変わりますが、お手洗いの掃除はそれほど時間に変化は出ません。

加えて、きれい好きか否かによってスケジュールを変えようと思ったら…。

それら要求を、chatGPTにうまく伝える方法がわからず難航している、という状況になってしまいました。

(与えようと思っている情報づくりが難航している図)

 

こう考えると、この作業は自分で一から考えた方が早いかもしれない、とすら思えてきます。

chatGPTには、巷にあふれている掃除に関するノウハウを検索することを頼んでおいて。

実査のスケジュールは自分で組み立てた方が、結果として必要な時間を短縮できるような気がするのです。

 

どんなことをchatGPTに頼むべきなのか。

そのあたりを考えず「面白そうだから」という理由でつくろうとしたものの、恐らくこの取り組みは失敗に終わるかも…。

と思うと、AIの導入の前には「本当にこれはAIに任すべきことか?」をきちんと検討する必要があるのかもしれません。

 

 

Who is writing

大学にてデータサイエンスを学ぶ傍ら、多くの人にデータ分析の面白さを伝えたいと日々奮闘中。