面接官の直観を鍛える方法 人事選考過程での直観を正当化するには?

日々「なんとなく」感じる直観。この直観を科学し、鍛えて活かすことができるとしたら…あなたの仕事の質は、更に向上すると思いませんか?

  

「人事 × 直観」

この組み合わせについて、どのような印象を受けますか?

なんとなく、もやもやとした気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それはおそらく、「直観」という得体のしれないものが、従業員の人生を左右し得る人事に影響を与えてよいのか?それは果たして正しいといえるのか?というもやもやです。

一方で、以下のような気持ちになることも、いわば「面接官あるある」です。

「書類上完璧なこの候補者、面接でも的確に質問に答えられた。でも何か引っかかる。説明できないけれど、採用してはいけない気がする」

…そしてのちのち、この直観は間違っていなかったと感じることもまた「あるある」です。

人事に直観を使ってよいのだろうか。

その疑問に対する答えが、そしてどうしても感じてしまう直観の保証が、科学的アプローチによって示されるとすれば…それはあなたの会社の人事の、質の向上につながる大きなヒントです。

今回はそんな動画をご紹介します。

【面接官の直観を鍛える方法 人事選考過程での直観を正当化するには?】

こちらの動画では、600ページに及ぶ大著である Jürgen Deters 『ANALYTICS AND INTUITON IN THE PROCESS OF SELECTING TALENT—A HOLISTIC APPROACH』(人材選考過程における合理的分析的手法と直観:統合的アプローチ)の内容について、経営人事パートナーズの海外文献リサーチャーである小川正賢氏による解説がなされています。

追加の独自調査も含め、とても分かりやすくかみ砕いた解説となっておりますので、ぜひご覧ください。

「直観」という一見して科学と相容れないものについて、科学的アプローチがなされている点がまず驚きです。

更に、直観を正当化し、そのうえで鍛えることさえできるというのです。

直観とは何か?直観の神経科学上の根拠とは?直観の正しさとは?

そして、直観を人事にどう活かすか?その利点とリスクとは?どのようにして精度を上げていくのか?

これらの尽きない疑問に、知見豊かな小川氏による回答が次々と与えられ、得心がいく感覚は心地よささえ感じます。

解説の中には、日本で行われた「将棋棋士の直観」に関する非常に個性的な研究の紹介も。

考えれば考えるほど正答率が下がる…なんて、一体どういうことだろう?と不思議に思いませんか?

あなたの会社の人事業務の質が更に向上するための、全く新しいヒントが詰まった動画です。

ぜひ、お楽しみください。

「賢者の人事」YouTube版もぜひご覧ください!

通勤時間、休憩時間などを活用して気軽にチャンネルにご訪問頂き、あなたのキャリア構築、人材育成、そして人事課題の解決にお役立てください。

Who is writing

経営人事パートナーズ テクニカル・アシスタント。
東北大学文学部卒業。製鉄会社の人事、大学法人の福利厚生制度の企画運営担当者などを経て現職。
持病の悪化による退職や家族の転勤による退職などを経験する中で、社員と企業双方にとっての最適解とは?人事を研究し突き詰めることはできるのか?という疑問を感じており、経営人事パートナーズの考え方に強い共感を覚えて入社。
生き物とバイクが大好きで、ボーダーコリーの女の子を溺愛しているが、彼女は熱烈なお父さんっ子なので若干片想い。うすうす感づきつつも、めげずに毎日愛を伝えている。