採用コンサルタントが検証! 求人票の書き方のコツ engage編

無料の求人メディアengageを使って候補者を集める方法を、人材採用コンサルタントが解説します。

  

人が集まらないのは、求人票を上手に活用できていないから

お客様の人事課題に取り組む経営人事パートナーズ。代表の山極のもとには、中小企業の社長や人事担当の方からよく、「求人広告を出しても人が集まらない」「優秀な人材が来ない」といったお悩みの声が寄せられます。

なぜ人が集まらないのでしょうか?なぜ優秀な人材に巡り会うことができないのでしょうか?

実際に募集をかけた求人票を見せてもらえば、理由は明らか。

その会社の魅力が十分に伝えられていない、他社よりも条件が悪いなど、人が集まらない会社は「求人票」を通して求職者に魅力的な情報を伝えられていないからです。

弊社でも実際にスタッフ募集の求人広告を掲載することがありますが、おかげさまで毎回多数の応募をいただき、その中からビジネスをともにするパートナーを迎え入れることができています。

皆さん「どうして?」と不思議に思うかもしれませんが、実は弊社の求人には、弊社ならではの緻密な戦略があるのです。

今回は、採用コンサルタントとして長年のキャリアとノウハウを持つ山極の経験をもとに、私の求人票コピーライターとしての視点を加え、「欲しい人材の募集をかける会社」と「仕事を探している求職者」の双方に役立つ『求人票の書き方のコツ』についてお話ししていきます。

Webには数々の求人サイトがありますが、弊社がよく利用するのがengageとindeedです。

この記事がリアルに役立つ情報となるように、今回は弊社の求人(海外文献リサーチャーという人材を募集した際の求人)でも利用したengageの求人票の書き方を例に、その特徴や使い方などについて、一つひとつ項目を検証しながら解説していきます。

 

求人企業数No.1、engageの無料求人サイトに掲載

engageは「求人企業数No.1」を謳い文句にした、エン・ジャパンさんが運営する求人サイト。テレビCMなども行なっているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

こうした知名度や信頼度、求職者の利用率の高さなどは、求人サイトを選ぶ際の重要なポイントとなります。

今回はengageの無料求人サイトに弊社の求人広告を掲載した際に行なった「求人票づくり」を振り返ります。

 

engageの求人票のつくり方

ここからengage無料求人サイトにおける求人票の作り方について、実際に使用して気づいた点なども合わせて解説していきます。

 

【1】欲しい人材の「職種」に関する情報を入力

まずは欲しい人材の「職種」として、「職種カテゴリー」「職種名」「表示用職種名(求人タイトル)」を入力します。

弊社はコンサルタント業務なので職種カテゴリーは大項目で「専門職系」、中項目で「組織・人事コンサルタント」を選択します。

ここはドロップダウンメニューで選べるので、使い勝手がいいと思いました。

実際に弊社が求人したのは、人事にまつわる海外の文献(研究論文など)を読み解いてビジネスレターのようなかたちで発信してくれる人材ですので、職種名は「海外文献リサーチャー」と入力しました。

その下には赤字で、「※ここには記号・スペースやアピールポイントなどの文章を含めないでください。正しく入力いただかないと、求人検索エンジンが連携されません。」とあります。

ここは直接入力するので、誤字や、上にある職種カテゴリーとの整合性に注意する必要があります。

その下にある表示用職種名(求人タイトル)は、「海外文献リサーチャー」の他にもアピールポイントとなるキーワードを追加できるので「年間休日120日以上」や「在宅ワークOK」などを入力しました。

職種名の表記について「職種名」と「表示用職種名」と2つあるのがengageの特徴です。

職種名欄はengageで作成した求人を他媒体(Indeed やGoogle™しごと検索)へ転載した際に表示されるもの、表示用職種名はengageの採用ページや求人ページ、engageの企業側管理ページで表示される際の名称となっているようです。

 

【2】求人を募集する会社の「会社情報」を入力

次に求人を募集する会社の情報として、「法人名」や「事業内容」などを入力します。

法人名は正式名称でとあるので「株式会社経営人事パートナーズ」と入力します。

店舗名・支店名・部署名などは別途設定できる仕組みになっているようです。

その下に事業内容を入力します。

弊社の場合、「1.クライアント企業の採用業務のサポート 2.人材採用と適材適所の支援 3.将来リーダー育成と組織開発 4.人事評価と報酬制度の設計 5.オンライン面接ツールの開発と販売 6.不動産事業(準備中)」としました。

求職者にとって“その会社が何をしている会社なのか?”は一番気になるところです。

求職者の興味を惹く重要なポイントですから、ここはしっかりと考えて書く必要があります。

最大400文字まで入力できるので、多少は事業の説明もできますし、ストーリー仕立てにするという方法もあるかもしれません。

任意とありますが、会社の特徴として「上場企業」「官公庁・学校関連」「ベンチャー企業」「外資系企業」「株式公開準備中」「設立30年以上」「女性管理職登用実績あり」が選べるようになっているので、もし該当する箇所があればチェックするといいでしょう。

 

【3】会社がどこにあるか、「勤務地」に関する情報を入力

続いて「勤務地」の情報として、「勤務先名」「勤務地区分」や住所(郵便番号・都道府県・市区町村)などを入力します。

勤務先名が任意になっていますが、これは【2】会社情報の法人名で、店舗名・支店名・部署名などを記載したい場合、ここに記入できるように設けられているようです。

勤務地区分は、「国内(勤務地指定あり)」「国内(その他)」「フルリモート(完全在宅)」「海外」から選べるようになっています。

コロナ禍で在宅勤務という働き方が一般化し、求職者の中にも在宅を希望する方が増えていますが、弊社は「国内(勤務地指定あり)」としました。

続いて、勤務先の住所として、郵便番号都道府県市区町村を入力し、その下に任意となっていますが、以降の住所を入力します。

以降の住所を入力すると、下に地図が出てきて、勤務地がピンで表示されます。ピンの位置がずれていた場合は、クリックしてピンの位置を編集できるようになっています。

 

最寄り駅は「JR東京駅」としました。

その下は勤務地の特徴として、「駅から徒歩5分以内」「転勤なし」「テレワーク・在宅OK」が選べるようになっています。

その下には、備考アクセスについて情報を入力することができます。

勤務地の特徴も含めすべて任意の項目ですが、求職者にとっては知りたい情報のひとつとなるので、該当する項目があればチェックを入れて、情報もできるだけこまめに書くことをおすすめします。

弊社の場合、アクセスで「JR東京駅から徒歩1分。シャングリ・ラ東京と同じ建物です。」としましたが、求人票を書くときの大切なポイントのひとつに“求職者の方たちはどんな情報を知りたがっているか”、相手の身になって考えるということが挙げられます。

 

【4】求める人材の「求人区分」や「雇用形態」を入力

続いて「求人区分」や「雇用形態」を入力しますが、ここは募集する側としても、応募する側としても重要なポイントとなります。

求人区分は「フルタイム」「パートタイム」「その他」とあって、弊社の場合は「フルタイム」としました。

その下の雇用形態は、「中途採用(正社員)」「中途採用(契約社員)」「新卒採用(正社員)」「新卒採用(契約社員)」「アルバイト・パート採用」「業務委託(フリーランス)」「インターンシップ」から選ぶことができます。

弊社の場合、「中途採用(契約社員)」とし、その下にある雇用形態の特徴では、「試用期間あり」「正社員登用あり」にチェックを入れました。

弊社で募集をかける場合、中途採用と業務委託の2つをよく使っています。

 

【5】求人の最重要ポイント「給与」に関する情報を入力

次に「給与」に関する情報を入力しますが、働く人にとって給与は明確なモチベーションであり、人材を獲得する上で特に重要なポイントとなります。

給与タイプとして「年俸」「月給」「日給」「時給」が選べるようになっています。

弊社の場合、時給で「3,000~4,000円」と給与を高めに設定していますが、ここにも弊社なりの考えがあります。

求人を増やそうと思ったら、ましてや優秀な人材を獲得しようと思ったら、他社よりも“いい条件”を提示しなければなりません。

冒頭で、弊社の人材獲得の背景には緻密な戦略があると述べましたが、弊社では独自に開発した「SMP(Strategic Membership Program)」という人事クラウドシステムを導入し、いい人材を獲得するための選考プロセスを可能にする仕組みを実現しています。

このシステムでは他社の求人情報を分析することもできて、たとえば同じ業種で見たときに給与の相場がいくらか、簡単に検索して調べることができます。

なぜ、弊社が人材を獲得できているか、それは他社の求人情報をリサーチした上で、いい条件を提示しているからなのです。

 

給与の待遇面をアピールできるのは採用のときだけ!

大手企業で長年人事部長を務めた山極の経験によると、入社してから時給がアップしても社員のモチベーションにはほとんど効きめがないと言います。

それどころか給与は不満の原因になることさえあるのだとか。

たとえば、月次給で28万円もらっている人がいて、その人の月次給が30万円になったとします。

そうするとその瞬間は嬉しくても、やがて既得権益になってしまって、嬉しさもだいたい2ヵ月で終わってしまいます。

会社側も出せるお金に限りがあるでしょうから、昇給もいずれどこかで止まってしまう。

そうなると今度はそれが不満の要素になってしまうのです。

こうした経験から、山極いわく、給与の待遇面をアピールできるのは採用のときだけ。

つまり求人票に記載する給与の項目は、求職者に対して最大の見せ場となるわけです。

優秀な人材が欲しいのであれば、優秀な人材の気持ちがわからなければなりません。

優秀な人というのは得てして短時間で成果を上げて、あとは自分のために時間を使いたいと考えている人たちが多いので、残業をたくさんして稼ぎたいと思っている人は少数派です。

ですから、求人票に残業代込みでいくらと記載している会社は、“うちには優秀な人材は要りません”と言っているようなものなのです。

 

じっくり吟味して金額を入力したら、その他の情報は備考欄に記載

同業種の給与の相場については、さまざまな求人サイトである程度は把握することができますから、給与を決める際はぜひ他社の情報を調べた上で検討されることをおすすめします。

時給の下には備考欄が設けられているので、給与に関するその他の情報などを記載することができます。

弊社の場合、給与の前提条件をきちんと書くようにしています。

正社員登用の制度や試用期間中の雇用形態、契約期間の延長はあるのかなどを書いておく。

さらに、時給×勤務時間でその際のお給料がいくらになるかも書いておく。

こうすることで、求職者の方たちの安心材料にもなると思うので、できるだけ書く。

繰り返しますが、求人を集めたいなら、相手の身になって考えることです。

 

給与の記載時には次の点にご注意を

engageでは、給与の記載をする際に注意すべきポイントがあります。

①各都道府県の最低賃金を上回っていること ②手当を給与に含める場合は、「一律支給」の記載があること(一律支給は、全員が同額で必ずもらえる金額のこと) ③給与に一律支給以外の手当(歩合、賞与、交通費など)が含まれていないこと ④備考欄に記載の給与との差分がないこと に注意しましょう。

また、固定残業代(みなし残業代)を記載する際には、①換算する時間 ②時間に対する給与 ③超過時には別途残業代を支払う旨 を必ず記載するようにしましょう。

 

【6】「勤務時間」に関する情報を入力

次に「勤務時間」に関する情報を入力します。

弊社の場合は「フレックスタイム制」を選択して、下の備考欄に、「標準労働時間:1日あたり8時間/一週間あたり32時間(週休3日制のため)」としました。

その下には勤務時間の特徴として、「残業なし」「完全土日祝日休み」「1日 4h以内」「週1日からOK」「週2~3日からOK」「単発・1日のみOK」「短期(1ヶ月以内)」「土日のみOK」「10時以降に始業」「夜勤・深夜・早朝(22時~7時)」「16時前までの仕事」「17時以降に始業」「春・夏・冬休み期間限定」とさまざまな働き方が選べるようになっています。

弊社は「残業なし」と「土日祝のみOK」にチェックを入れました。

任意の項目となっているため、つい軽視してしまいがちですが、求職者にとっては重要な情報となるので、該当する項目はすべてチェックを入れるようにしましょう。

また、勤務時間の書き方にも注意すべきポイントがあります。

これは「シフト制」「固定時間制」「フレックスタイム制」「裁量労働制」「変形労働時間制」とそれぞれの働き方の記載ごとにあるので、ここでは弊社が選択した「フレックスタイム制」の書き方にだけ触れておきます。

備考欄に、「標準労働時間:1日あたり8時間/一週間あたり32時間(週休3日制のため)」と記載したように、フレックスタイム制の場合、標準労働時間として1日あたりの勤務時間を記載する必要があります。

標準労働時間は標準的な1日の労働時間のことで、この時間の表記は「1日あたり約●時間」や「●時間程度」といった曖昧な表記はできません。

 

【7】「仕事内容」に関する情報を入力

仕事内容」は、求職者が知りたい重要な情報であるとともに、会社としても求職者に向けて自分たちの魅力を存分にアピールする場でもあります。

ここは最大750文字ありますけれども、一見多いようでそれほど書けません。

ですから、伝えるべき内容について熟考した上で書かれるといいでしょう。

弊社では、独自開発のシステム(SMP)を使って、Webに掲載されているさまざまな求人情報をキーワードで一括検索することもできます。

そうやって、他社では仕事内容をどのように表現しているのかと調べながら、つねにいいものは参考にさせてもらっています。

ですが、せっかく会社の魅力をアピールできる750文字分のスペースがあるのに、ひと言二言で済ませてしまっているものや、他社と代わり映えしない文言を記載している会社が少なくありません。

これでは人が集まるはずもありません。

 

自分たちの会社の魅力、仕事の面白みに気づいていないのでは?

engageに求人票を出しているのはあなたの会社だけではありません。

何万、何十万と数ある求人票の中で、控えめな文言や、他社と代わり映えしない文言では、求職者の方に目をとめてもらうことはできません。

コピーライティングの基本に、“どう言うかより、何を言うか(が大事)”という教えがありますが、会社の魅力や仕事の面白みを求職者に伝えようと思ったら、まずは自分たちがそのことを理解していなければなりません。

それを理解した上で、どう表現するか工夫を凝らす。

こうした努力を抜きに結果だけを求めるのは、虫がいい話ではないでしょうか。

 

engageは「仕事内容」の書き方もサポート

求職者の方たちに仕事内容が正しく伝わるために、“わかりやすさ”も大切なポイントです。

伝えたい魅力を書きすぎて、かえって肝心の仕事内容がわからない、なんてことのないように、engageでは書き方のコツとして2つのポイントを紹介しています(※【仕事内容】の書き方・ポイントをクリック)。

1つ目は“誰に何を行なう仕事なのか”を端的に書く、2つ目は“入社後に任せる具体的な事業内容”を書く、ということとありますが、確かにそうですね。「どんな仕事だろう?」とせっかく見に来てくれたのに、どんな仕事をするのかがわからない、知りたい情報が得られなければ、きっと多くの人はそこから離れてしまうでしょう。

そうさせないためにも、この2つのポイントをしっかりとおさえておきましょう。

なお、仕事内容の枠の下には、「お任せする仕事内容」「一緒に働くメンバー」「入社後の独り立ちまでの流れ」「将来のキャリア」「向き・不向き」「やりがい・厳しさ」といったテンプテレートが用意されています。

書きたい項目をクリックすると、記入欄に記入例とともに追加表示されるようになっているので、ぜひ参考にされるといいと思います。

また、仕事内容の項目に限らず、engageでは求人票の書き方や、注意しなければいけないことなどを教えてくれる「サポートセンター」がWeb上に用意されています。

私もengageで求人票を作成する際、求人票のリンクからサポートセンターのページに移行して、知りたい情報を入手しましたが、こうしたサポート機能はとても便利だと感じました。

 

大事なのは、相手の感情を動かすような表現

わかりやすく書くためのポイントをおさえた上で、やっぱり大事にしたいのは、見た人の興味を惹きつける、相手の感情を動かすような表現ではないでしょうか。

弊社の場合、「この仕事の目的はなに?」「具体的な仕事の内容は?」「仕事環境」「出勤時間」「こういった方におすすめ!」「いずれかに該当する方、大歓迎!」「翻訳ツールについて」などの項目に分けて書いてみました。

単純に「仕事内容」という項目で、仕事の詳細を書くのではなく、いきなり「この仕事の目的はなに?」と問いかけるような見出しを立てることで、見た人はちょっと「おっ」ってなるのではないでしょうか。

しかも、仕事の目的を伝えることで、仕事の内容をより深くとらえてもらえると考えたわけです。

 

どんな言葉が刺さるのか、つねにアプローチを研究

求職者にもいろんなタイプの方がいるわけですから、どういった文言がその人に刺さるのか、毎回いろんなアプローチを試しながら求人票を書いています。

今回の海外文献リサーチャーの求人票では、「こういった方におすすめ!」の項目で、「一人で黙々と作業するのが好き」「自分の実力を正当に評価される仕事で活躍したい人」「細かい点にも神経を配って対応できる人」「三度の飯より研究が好き」などの文言を書きました。

応募者のアンケートを見てみると「一人で黙々と作業するのが好き」や「三度の飯より研究が好き」という言葉が刺さったという人が多く、なかには「この仕事は自分のためにある仕事です」などと強烈にアピールしてくる人もいました。

こうした実際の応募者のリアルな声というのは、弊社にとって貴重な意見となります。

その下には、任意で仕事の特徴という項目があります。

「英語・外国語を使う仕事」「マネージャー・管理職採用」「新規事業」とあり、「英語・外国語を使う仕事」と「新規事業」にチェックを入れています。

 

【8】「応募資格・条件」に関する情報を入力

次に、「応募資格・条件」に関する情報を入力します。こちらはすべて任意となっていますが、こちらも大切な情報となるのですべて入力しました。

最初の項目は最終学歴。大学卒や大学院卒などいろいろ選択肢がありますが、弊社の求人(海外文献リサーチャー募集)では、最終学歴は「不問」としました。

次が、募集職種の経験有無。ここは「未経験OK」と「経験者のみ募集」の二択ですが、「経験者のみ募集」としました。該当しない人(未経験の人)からの応募には応えられません、ということをここで言っているわけです。

その下に、その他必要な経験・資格などとあるので、ここに「求める経験・スキル・資格」とタイトルを立てて、もう一度、「学歴不問」であること、この仕事には「経験が必要」であることを伝えるようにしました。

さらに、「選考プロセスについて」とタイトルを立てて、選考内容を記すようにしました。

なお、こちらの記入にあたっても、すぐ下に「未経験歓迎」「必須スキル・経験」「歓迎スキル・経験」「活かせる経験」「求める人物像」「研修・教育制度」「ブランク歓迎」「基本的なPCスキル」といったテンプレートが用意されています。

記入したい項目をクリックすれば、記入欄に追加できるようになっていて、これは便利だなと思いました。

 

応募の資格や条件欄には書いてはいけない言葉がある

engageでは求人票の資格や条件に書いてはいけない言葉があり、それを注意文として記載しています(※求職者の年齢や性別、国籍などを限定することは法律で原則禁止されています。「35歳まで」「20代歓迎」「年齢不問」「女性歓迎」「女性限定」「性別不問」「日本人のみ」「国籍不問」などの表現はお控えください)。

差別ととらえられる表現は世界的にも問題となっていますので、応募の資格や条件を書くときは、ぜひともこの点に注意して書くようにしましょう。

 

求職者の方たちの背中を押すパワーワード?!

「応募資格・条件」の下には、応募資格・条件の特徴として、「高校生歓迎」「概卒・第二新卒歓迎」「シニア歓迎」「障がい者積極採用」「副業・WワークOK」「英語力不問」といったワードが並び、該当項目をチェックできるようになっています。

弊社は「概卒・第二新卒歓迎」「シニア歓迎」「障がい者積極採用」「副業・WワークOK」にチェックを入れました。

私自身、求人に応募する際、40代の半ば頃から年齢の壁を感じるようになりました。

そんななか、求人票に「年齢不問」や「シニア歓迎」といったワードがあると、背中を押されているような気持になります。

求職者の方たちは、こうした部分を気にしてよく見ています。

 

【9】「募集人数・募集背景」に関する情報を入力

次に、「募集人数・募集背景」に関する情報を入力します。

こちらもすべて任意となっていますが、求職者の方たちはこの部分を結構見ています。

「なぜこの会社は人を採用しようとしているのか?」「ひょっとすると人が次々と辞めてしまう会社なのではないか?」などと思うわけです。

ですから、ここはきちんと正直に書くことが大切です。

弊社の場合、募集人数・募集背景には、「新規事業立ち上げに関する業務です。3名程度の仲間を採用し、作業分担しながら進めていく予定です。」としました。

すぐ下で、入力例を確認することができるので、何をどう書いていいかわからない場合はこちらを参考にされるといいといいでしょう。

その下の募集の特徴では、「10名以上の大量募集」と「急募!内定まで2週間」を選べますが、弊社は該当しないため、チェックしていません。

募集背景の特徴では、「欠員補充」か「増員」が選べるようになっていたので、「増員」をチェックしました。

 

【10】「休日休暇」に関する情報を入力

次に、「休日休暇」に関する情報を入力します。

休日休暇については、法律で「週1回以上」と決まっているため、engageでも注意喚起がなされています。

ちなみにこちらもすべて任意となっていますが、私は該当する項目は入力するようにしています。

休日休暇の特徴は、「年間休日120日以上」「夏季休暇」「年末年始休暇」の中から「年間休日120日以上」にチェックを入れました。

休日休暇は、「完全週休3日制、年間休日120日以上、試用期間中も週32時間(8時間×4日間)勤務OK。正社員登用後の年間休日は、156日です。」としました。

なお、こちらの記入にあたっても、すぐ下に「平日休みあり」「有休消化率80%以上」「5日以上連続休暇あり」「急なお休み考慮OK」「慶弔休暇」「産休・育休取得実績あり」「育児休暇」「介護休暇」といったテンプレートが用意されています。

記入したい項目をクリックすれば、記入欄に追加できるようになっています。

 

【11】「待遇・福利厚生」に関する情報を入力

次に、「待遇」「福利厚生」に関する情報を入力します。こちらもすべて任意となっていますが、該当項目はすべて入力しています。

加入保険は、「雇用保険」「労災保険」「厚生年金」「健康保険」が選べるようになっていて、「雇用保険」「厚生年金」「健康保険」にチェックを入れました。

アピールポイントは、「交通費支給あり」「資格取得支援・手当あり」「寮・社宅・住宅手当あり」「育児支援・託児所あり」「U・Iターン支援あり」「時短勤務制度あり」「日払い・週払い・即日払いOK」「服装自由」とある中で、「服装自由」にチェックを入れました。

待遇・福利厚生は、「・雇用保険 ・厚生年金 ・健康保険 ・服装自由」と、加入保険とアピールポイントをリピートしています。

さらに、今の時代はコロナの感染症対策をしているか否か、社会の常識として会社の姿勢が問われるため、感染症対策の取り組みについてしっかりと記入されたほうがいいでしょう。

弊社は「感染症対策として以下の取り組みを行なっています ・オンライン商談の実施 ・オンライン選考の導入」としました。ちなみにこちらも下に、入力例を表示できるボタンが用意されています。

 

他社が書かないところこそチャンス、「任意項目」をフル活用

engageの項目には「任意」の箇所が多々あります。必ず書かなくてはならない「必須項目」に対して、「任意項目」は書かなくてもいいと思っている人が多いように思います。

求人は他社との競争ですから、他社が書いてないところはチャンスです。

任意はチャンス。そこを書かない手はないと思います。

 

【12】「画像」と画像にともなうキャプションを掲載

engageでは職場風景・社員・商材などの画像を複数掲載することができますが、これもengageの特徴のひとつと言えます。

弊社の雰囲気を感じていただけるように、オフィスのあるトラストタワーのエントランスの画像と、会議室の画像、そして代表者(山極)の画像、それぞれにキャプション(説明)をつけて掲載しています。

実際、ご応募いただいた方から、「会社の雰囲気や代表者の顔を見ることができて安心できた」といった声をいただいています。

 

【13】求人掲載にあたっての確認

画像をアップし、すべての項目を記入し終えたら、最後に求人掲載にあたり次の5項目7つの問いに対し規定を満たしているか確認します。

 

休日休暇について

  • 最低限週1日以上の休み、または4週間で4日以上の休日が取得できる

 

支払い給与について

  • 支給する給与は各都道府県の最低賃金を上回っている
  • どのような方が入社しても必ず支払われる最低限の金額を給与欄に記載している(歩合、貸与、交通費、一律支給でない手当など人によって金額が変化するものを給与の記載の中に含んでいない)

 

勤務時間について

  • 労働時間は法令に反していない

 

福利厚生について

  • 雇用形態・働き方ごとに法律で義務付けられた社会保険に加入できる

 

著作権侵害・その他掲載規定について

  • 虚偽の内容または著作権侵害の疑いのある内容を掲載していない
  • 雇用形態が「一般労働者派遣」「紹介予定派遣」もしくは職業紹介での募集ではない

 

5項目7つの問いに対し、すべて「はい」にチェックを入れたら、下にある「掲載ガイドラインに同意する」にチェックを入れ、「内容を確認する」をクリック。確認画面で問題なければ、「編集を完了する」を押して作業は完了となります。

 

掲載開始はおよそ3日後、余裕をもって準備を

作業完了のボタンを押すと、作成した求人票が審査にまわって、OKであればおよそ3日後から掲載がスタートします。

求人票にNGワードが含まれている場合には、運営側から修正が必要な箇所について連絡が来ます。

なかなか便利な機能ですが、審査に3日、書き直しに1日、再審査に3日かかると、求人票が掲載されるのが7日後になってしまうので注意が必要です。

急いで求人票を作成しても、その日のうちに掲載されることはありません。

ですから少し時間に余裕をもって準備されることをおすすめします。

 

使ってみて「いいな」と感じたengageの特徴

最後に、engageの無料求人サイトを使ってみて、実際に「いいな」と感じたengageの特徴を挙げてみたいと思います。

  • 項目数が多く、情報量も多く掲載できる
  • 入力作業がしやすい(ドロップダウンメニューで手軽に選べたり、テキスト入力する箇所でも例文が表示でき容易に文章が作成できたりする)
  • 書き方や注意点をサポートセンターで説明してくれる
  • 複数の画像を掲載できる

以上の特徴から、無料で掲載できる求人サイトの中ではかなり使い勝手がよく、画像を含めて表現も充実しているので、伝えたい内容を熟考し、この記事内で紹介した求人票の書き方のコツをおさえれば、求職者の方に想いが伝わる求人票が作成できるはずです。

 

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Who is writing

桑沢デザイン研究所(ビジュアルデザイン科)卒業後、コピーライターとして広告制作会社に勤務。おもにスキーブランドやフィットネスクラブの広告制作を担当する。30歳のときにフリーランスに転身。スポーツや流通系の広告制作としてカタログや店頭POPなどを手掛ける。仕事が減り始めた頃(2010年前後)からいくつもの求人サイトに登録。広告不況といわれるなかで活況を呈する「求人広告」に惹かれ、株式会社経営人事パートナーズの求人票コピーライターに。企業の思いのこもったメッセージで、求職者の心を動かし、双方のいい出会いに貢献したい。