風邪症状のオールスターにいじめられている話

風邪症状のオールスターを私にもたらした新型コロナ。一方機械学習のオールスターは私たちに大きな利益をもたらすに違いありません。

  


2019年末に発生した新型コロナウイルス。

日本に入ってきた当初には緊急事態宣言が出され、街から人がいなくなった情景は、まるで映画の中に迷い込んでしまったかのような、現実のものとは思えない景色であったと記憶しています。

お店に入る時には必ず体温チェックをして。

海外に渡航するには3回のワクチン接種が必要で。

オンラインミーティングが進んだこともまた、新型コロナ流行がもたらした変化だと思います。

 

時は流れ2025年。

どこに行くにもしていたマスクも最近ではほとんどせず。

テレビを見ていると「新型コロナウイルスはまだ終わっていない」というCMも流れますが、正直、「ふ〜ん」と聞き流していました。

…自分が罹患するまでは。

先日、せっかくここまで耐えていたにも関わらず、新型コロナウイルスに負けてしまいました。

 

喉の違和感を覚えた1日目。

念の為行った病院でコロナウイルス陽性の診断を受け。

まあすぐに治るでしょう!と甘く見ていた私を迎えたのは、風邪症状のオンパレードでした。

喉の痛みにはじまり熱、くしゃみ、鼻、頭痛。。。

一つ一つの症状がそれほど重たくないことだけは幸いですが、それはもうありとあらゆる風邪症状が代わる代わる現れています。

これを執筆している8/3現在。

ようやく治ってきたと信じているのですが、これまでの流れを思い出すとまだまだ油断はできません。

まさに風邪のオールスターです。

 

ところで機械学習においてオールスターを考えようとすると、明確に「すべてのモデルを使ったAI」は存在しないため、厳密な意味では存在しません。

一方、今現在使われているchatGPTは、文章だけではなく音声・画像も扱えるという点で、多くの問題設定を取り扱っている「オールスター(仮)」のようなモデルということができるかもしれません。

このような複数の対象を扱うことができるモデルをマルチモーダルモデル、と呼んでいます。

モーダルは形式を表しており、マルチモーダルモデルはすなわち、複数(マルチ)の形式(モーダル)を扱うことができるモデルの通称です。

自然言語と画像の組み合わせが一番多く研究されていますが、その組み合わせ対象は多岐にわたります。

時系列データを扱うこともできますし、もちろん音声もこのモデルの対象です。

ドラえもんのような真の汎用AIを完成させるには絶対的に必要なマルチモーダルの技術。

どんな進展を見せるか、最新の研究から目が離せません。

 

 

P.S.

この夏、新型コロナウイルスが再び流行っているそうです。

どう考えても「軽症」の部類に入る私ですが、かなり時間を持って行かれている自覚があります。

皆さまもどうぞ体調にお気をつけください。

 

P.P.S.

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Who is writing

大学にてデータサイエンスを学ぶ傍ら、多くの人にデータ分析の面白さを伝えたいと日々奮闘中。