【AI重大ニュース】AIで動画が作れる時代がやってきました
2024年2月16日、AI業界に激震が走りました。震源地は動画生成AI「Sora」。果たしてAIはどこまで進歩するのでしょうか。
[画像はOpenAIサイトより引用]
おおよそ一年前。
動画を生成できるAIが話題になったのですが、すぐに下火になってしまいました。
なぜならば、例えば指の本数が刻一刻と変わってみたり。
あるいはラーメンを素手で食べてみたり。
人間ならばありえないような動画に仕上がっていたためでした
その「ちょっと変な感じ」が一部のネットミームとしては受けていたのですが、それで終わり。
一般に広まることはありませんでした。
そして2024年2月16日。
ついに「変な感じ」を感じさせない、信じられないほどリアルな動画生成を可能とするAI「Sora」が、chatGPTでおなじみのOpenAIから発表されました。
OpenAIのサイトから多くの画像が見られますので、ぜひご覧ください。
まったくもって、信じられない世界が到来しているようです。
例えば冒頭の写真。
この写真は上記のサイトで公表されている動画からスクリーンショットしたものなのですが、波しぶきも本当にリアルに生成されています。
他にも女性が街中を歩く動画ですとか（なんだか蒲田のあたりに見えなくもないですが、謎の文字が書かれています。どことなく日本っぽいです。）、マンモスが雪原を闊歩している動画もあったりします。
そしてこの動画生成AI「Sora」。
すごいポイントは他にもたくさんあります。
何よりも素晴らしいポイントは、このAIはテキストから動画を生成するものだということ。
つまり、ベースとなる素材を与えなくとも、「こういった画像を生成してほしい」という言葉だけで生成してしまえるのです。
他にも、元となる画像を与えて、その画像をアレンジしてもらうことも可能なようです。
ネット上には、ドライブの画像から、雪景色にしてみたり、海の中を走らせてみたり、中世らしい動画にしてみたり、いろいろなバリエーションを実施している人もいました。
何はともあれ、たった1年で「なんかちょっと変」から、ここまでリアルな動画が作れるようになるとは、本当に驚きです。
AIは果たして、どこまで進歩するのでしょうか。
OpenAIの動画生成AI「Sora」。
一見の価値ありです。
P.S.
実はSoraが発表された直前に、Googleも新型の自然言語モデルGemini 1.5を公開していました。
恐らく鳴り物入りでの公開だったに違いないのですが、AI業界の話題はほとんどSoraに持っていかれてしまっているように思います。
高いAI開発能力と、戦略性。
恐ろしい企業です。。。
P.P.S.
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