とてもきれいな女性の画像。
何かの物事についてまとめた文章。
これまでとは段違いのコストで動画も作成できるようになって、例えばAIを使ったCMなども作成されるようになりました。
AIと実際のタレントさんが共演しているCMもあれば(「サテライトオフィス」のテレビCM)、ほぼ前編がAIであるCMもあります(「お~いお茶」のCM)。
巷にAIが作成した様々な創作物が溢れるようになってしばらく経ちましたが、それでも一定の「AIっぽさ」は残っているように思います。
では、私たちがAIっぽい、と判断する基準はどこにあるのでしょうか。
例えばこちらの動画。
【意識低い系が転職を成功させるポイント】
弊社の動画クリエイターが作成したのですが、最初に作成された動画とは少しだけ異なっています。
何を変えたかと言いますと、画像中の女性が瞬きをするようになりました。
本当に小さな違いではあるのですが、ぼうっと画面を眺めていた時の「人間らしさ」が段違いです。
なお、実は他にも「変えたい!」というポイントは複数あったようなのですが、今回の動画では反映されていません。
ところで人間らしいものとAIの作成物を分けることを考えると、例えば迷惑メールの抽出なども挙げられます。
私たちが何をもって迷惑メールである、と判断するかと言えば、「いつもと違うかどうか」が大きな影響を持つように思います。
明らかに文章として成立していないようなメールや、あるいは日本語で書かれているはずなのに日本語に使われていない漢字が出てくると、私たちの「怪しい」センサーが作動します。
文章は正しかったとしても、身に覚えのない内容であれば迷惑メールであろう、と判断することもあります。
最近では他の判断基準として、「迷惑メールらしさ」もあるかもしれません。
いずれにしても「正しい」大多数のメールと「誤っている」迷惑メールを区別する必要があります。
そしてそれらを区別する機械学習手法である異常検知が、現在使われている多くのメールアプリに組み込まれています。
元々は多くの正常データの中に含まれる異常なデータ(迷惑メール)を検知するための手法でしたが、現在では深層学習を使うなどして、その手法も様々進化しているようです。
ただし、進化しているのはAIも同じです。
そう考えると、メールアプリによる迷惑メール検出と、手の込んだ迷惑メールのいたちごっこが始まりそうな気がします。
AIの進歩を喜ぶユーザとしての気持ちと、迷惑な情報は排除されたままでいてほしいユーザとしての気持ち。
使い方によって良い方向にも悪い方向にも変わる可能性があるのは、すべての発明品で同じなのかもしれません。
P.S.
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