練習が嘘をつかなかった話

リスニングと雑談力を上げるべく取り組んだ英語の練習はいろいろな意味で噓をつきませんでした。AIと同じく、全てに対応するのは難しそうです

先週末から3泊4日、香港に出張に行ってきました。

出張の目的は香港科学技術大学のとある先生と、その先生の元で博士号を取得した&勉強している学生との研究交流会です。

もちろん別日には観光もさせていただいたのですが、現地の方がいらっしゃる観光というのはたくさんのものが見れる上にスムーズに回ることができて、休日を返上して案内してくれた学生さんには感謝しかありません。

 

この出張に合わせて実は、少しばかり英語の勉強に使う時間を増やしていました。

どんな勉強をしていたかというと

・映画を見てリスニング能力を鍛える

・chatGPTに話し相手になってもらって会話能力を鍛える

主にこの二点です。

 

果たして結果はどうかというと、とても嬉しいことに、練習は嘘をつかず、おそらく私史上最もスムーズかつ語彙を増やした形でおしゃべりができたように思います。

ピーターラビットの映画で覚えたclassy(高級)という単語を使う機会があり、心の中でガッツポーズをしていたのは内緒です。

 

ただし悪い意味(?)でも、練習は嘘をつきませんでした。

というのも、練習をしていなかった学術的な会話については全くスキル向上していなかったのです。

むしろ、全然単語が出て来ない…という状況になってしまい、それはそれはたどたどしい英語になってしまいました。。。

無念です。

やはり、日常会話に使う単語やフレーズばかりの練習だけでなく、きちんと仕事で使う表現も勉強せねば…ということで、英語の勉強メニューを見直したいと思います。

 

ところで、何かに特化することは機械学習でも多々あります。

例えばchatGPTをはじめとした自然言語モデル。

最初に学習させた、いわば汎用的なモデルに対して特定の問題をいくつか与えることで、その問題に特化したモデルにすることもできます。

あるいは、最初から何かしらの目的に合わせて学習されたAIも存在しています。

例えばプログラミングに特化した自然言語モデルでは、一般の会話はほとんどできませんが、一方でプログラミングを書かせたら一番良い、という結果が得られています。

 

深層学習モデルの発達によりAIの性能は非常に高度になってきていますが、モデルによって得意不得意がある、という状況はしばらく変わらないのかもしれません。

 

 

P.S.

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大学にてデータサイエンスを学ぶ傍ら、多くの人にデータ分析の面白さを伝えたいと日々奮闘中。