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こんにちは、求人票調査員の原あずみです。
採用担当者のあなたは、日々こんな悩みを抱えていませんか?
- 給料も平均より多く出すようにしているのに、応募がない・・・
- 「未経験歓迎」としても問い合わせが少ない・・・
- 仕事内容も詳細に書いているのに閲覧数が伸びない・・・
これからも人手不足が深刻になる介護業界。
今から人材を確保し、育成をしながら会社の体制を安定させたいですよね。
一般的な介護施設でも
- 看護師
- 管理栄養士
- 調理をする人
- 掃除をする人
- 施設管理者
などさまざまな職種で構成されています。
今回はそんな職場の中心となる職種「介護士」を募集する求人票をご紹介します。
【残念な求人票】介護職の場合
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【仕事内容】
入社時に3日間の新任者研修で、業務を行う上での基礎的なことを学んでから配属されます。
配属後も、初めは同行訪問をしてご利用者の特徴やサービス内容を覚えた後に、一人で訪問に行っていただきます。
- 訪問手段は自転車(電動自転車あり)
- 1日実働7時間~8時間・8件~15件の訪問です。
- ワークスタイル選択制度導入しており、ライフスタイルに合わせて年間休日が105日~124日や週休3日や残業ナシなど多様な働き方を選べます。
【応募方法】
応募ボタンから、所定のフォームよりお問い合わせください。
※応募の秘密は厳守いたします。
※面接日程・入社日はご相談に応じます。
※職場の内情など、気になることはお気軽にお問い合わせください。
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こちらは、仕事内容もしっかり書かれており一見良い求人票に見えるかもしれません。
しかし、この求人票にも残念ポイントが・・・
「お気軽にお問い合わせください」と受け身の姿勢だということです。
- 求人票を書くためのそんな時間をさけない
- 入力項目に沿って、入力していけばいいんじゃないの?
- 求人票ってそんなに重要?
となるかもしれません。
しかし、転職を考えている人の中で「この会社に転職したい!」と指名で応募してくる人の方がほんのわずか。
まずは転職サイトなどで求人票をみて「良さそうだな」と感じてから、その会社のことをより詳しく研究を始めます。
そう、入り口は「求人票」であることが多いのです。
お気軽に聞けないことを一番知りたがっている
転職をしようとしている人が気になる部分は
- 職場の人間関係
- 給与と仕事のバランス
- 求人票にウソはないか
という点です。
どこまで会社のことを書くか・・・は、求人票の文字制限に左右されてしまいます。
しかし、もしあなたが掲載する求人媒体の文字数に制限がないのだとしたら、できるだけ社内をさらけだすように書くことをおすすめします。
なぜなら、興味を持つ入り口である求人票で興味を持ってもらわなければ、その後は忘れ去られてしまうからです。
- あ!この会社面白そう
- 仕事内容も興味あるものだな
- 働く環境もいいかも
- 勤務時間もこれならいけそう
- 給料もまずはこれぐらいもらえたら安心だな
と、転職者によって興味を惹かれる項目はさまざま。
どの部分に興味を持ってもらえるかはわからないので、書けるのであれば社内をさらけだすぐらいの気持ちがよりベターです。
そして文字制限がなければ、
- 会社の実情や仕事内容
- 2・3年後のキャリアアップ
など書ける事はすべて書きましょう。
応募者は「お気軽にお問い合わせ」がお気軽に終わらないことを知っている
本当になんでも答えるから、気軽に聴いて欲しい!と思っていても、なぜそれが求職者に伝わらないのでしょうか。
例えば、ある通販商品で「お気軽に資料請求ください」という商品に対して、あなたはちょっと気になったからといって毎回お問い合わせしていますか?
興味を持った先から全てには問い合わせはしていないはず。
気軽に聞くにしても
- メールのビジネス文章をしっかり書かないといけない
- こんなこと聞いてもいいんだろうかという遠慮の思い
- 問い合わせをしたからと言って、応募するわけではないので「応募しませんか営業」が来たら嫌だなと思い躊躇する
など、応募者から見るとハードルが高いことが多いのです。
また、名前や年齢など少なくない個人情報を渡すことになるので、お気軽なお問い合わせも「まあ、詳しく聞くまでもないし、もういっか」とスルーされてしまいます。
一度スルーされた求人票に、もう一度戻ってくる事はありません。
ホームページを見ているときの広告と同じですね。
興味がなければ、みんなスルーするのです。
自己開示の返報性を利用して親近感を持ってもらおう!
自己開示とは、自分の情報や状況を価値観を共有することです。
具体的には、会社の内情をポジティブなこともネガティブなこともさらけ出すということ。
会社のホームページや求人票には、一見綺麗な部分しか描かれません。
それはネガティブなことを書くと人が来ないと思うからです。
しかし、よくよく考えてみると・・・・
- 会社の内情
- 仕事内容
- 残業や繁忙期
- 社長の人となり
など、良い面も悪い面も全てさらけ出した求人票を出し、それでも応募してくれる人がいれば・・・
そもそも、会社の内情やネガティブな面も許容でき共感できる人が応募してくれているということなので、何も知らない人よりは採用した後のミスマッチも少なくなります。
そして、応募する方も最初から会社の内情を理解した上での採用試験を受けるため、それなりの覚悟を持って採用プロセスを進んでくれるのです。
せっかく応募があり、ご縁があって採用したのにも関わらず「ミスマッチ」だったとしてそうそうに退職されてしまっては、機会損失の大きさは計り知れません。
すぐ辞める人を採用してしまうことは、本当に会社にとって良い人を採用するために使えた時間や費用を逃したことにもなるからです。
求人票にすべてをさらけ出す事に対しては「人が集まらない」というネガティブな印象を持つかもしれませんが、「最初から応募者をふるいにかける」という面で、時間も労力も削減できるのです。
先回りしてすべてを書いてあげよう
書くことが多すぎて、こんな長い求人票は誰も読まないよ!という思いから「詳細はお気軽にお問い合わせください」で締めくくっていませんか?
求職者も気になったからと言って、1件1件すべてにお問い合わせする時間も労力もありません。
もし、他の会社で求人票だけで情報が全てわかり、よし!応募してみよう!という会社があれば大切な求職者がそちらにとられてしまいます。
最初は大変かもしれませんが「求職者が知りたいであろうことを先回りしてすべて書いてあげる。」
求人票ひとつとっても、まだまだ改善できる余地がありそうです。
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- 有料で求人票を出しているのに応募が来ない
- 給料はそこそこいいはずで条件もいいはずなのに、なぜか問い合わせがない
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