【テクアシ日記 vol.19】○○で首が回らない私でしたが、プロの手に救われました。

どうしようもなくなってしまった不具合を一気に正す。そんなときに反動が起こってしまうのは、この世の「理(ことわり)」…なのかもしれません。

こんにちは。テクニカル・アシスタントの竹内です。

いまや、PCなしには仕事ができないという社会人の方も多い時代になりましたが、この環境ゆえ、日々肩こりに悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も中学生の頃に肩こりというものを知ってから20年以上、慢性的な肩こりとともに生きてきております。

そんな私ですが、昨年12月初旬のある朝、悪化しきったこりにより左側と上方向を向けなくなりました。

首を左方向に回すと、20°~30°ほど回したあたりで首から背中にかけて張りと痛みが生じ、頑張ってもそれ以上動かすことができないのです。

上を向けないので漢方の粉薬を飲むことができず、苦し紛れでソファに上半身を全て預けて飲む方法を編み出したのですが、夫に目撃されて笑われた拍子にこちらも吹き出してしまい、粉を顔面に浴びる羽目にもなりました。

着ていたニットの編み目から粉薬を払い落としながら、深い深いため息をついてしまいました。

11月に重い荷物を持っての移動が続いたあとの出来事でしたので、疲れもあるのかな…と思い、痛み止めを飲んだり、ストレッチポールやマッサージガンなどのツールを使ったり、マッサージに行ったりしてごまかすこと2ヶ月。

一時的には良くなるものの、寝て起きるともとに戻っているといった状況は変わらず。。。

ついにこの前の週末に覚悟を決め、少し離れたところにある鍼灸整骨院に向かいました。

移動時間も含めると半日は使ってしまうのでしばらく行っていなかったのですが、結論、大正解でした。

 

実は、私は鍼があまり得意ではありません。

鍼治療は一気に筋肉の緊張が緩む実感があるのですが、急激な緩みでそれまでのバランスが大きく変わるせいなのか、翌日大変な倦怠感や頭痛に悩まされることがあるためです。

首肩のこりを緩めるとひどい頭痛がくることが分かっていたため、翌日受講予定の講座(8時間)を考えてそこは諦め、背中と腰のみに鍼治療を施して頂きました。

ポイントに鍼が届くと、背中全面に響くような、筋肉が一瞬痙攣するような感覚が起こることがあるのですが、今回は過去最大のそれを3度ほども経験しました。

なんですか今のは!!と思わず言ってしまうような強い反応で、「びょこびょこっ」と不随意に筋肉が動くのです。

整体やほぐしは最高に気持ち良かったけれど、鍼はやっぱりちょっと気持ち悪い思いをしたなぁ…と思いながら帰る電車の中から、早くも気分が悪くなってしまいました。

なんとかヨタヨタと自宅に帰り、全身の気怠さと身の置きどころのない不快感にうんざりしながら週末をやり過ごし、迎えた週明け。

絶好調です。

2ヶ月ぶりに、しっかり左側を向くことができます。

一人で姿勢良く漢方を飲むことができます。

さらに、布団に横になる際にも、背中から腰がしっかり脱力するためか、眠りがとても深くなりました。

あれだけ施術後に不調が出たということは、その分、歪みや緊張も酷かったのだろうと思います。

首や肩が一番の原因だと思っていましたが、背中と腰の鍼で解消したのも驚きでした。

人体はあちこちが影響し合ってバランスをとっているのだなぁ、と改めて実感した出来事でした。

 

歪んだ状態で固まっているものを一気に正すときに痛みや不調が生じるのは、人体のみならず、人間関係や組織構造においても同じことが言えるのかもしれません

誤解が生じたまま距離を置いてしまっていた相手に歩み寄る時には、不安や、失敗して傷つくことへの抵抗感を感じます。

けれど、誤解が解けたあとの関係が、誤解が生じる以前のそれよりも深く好ましいものになっているということもまたよくあるのではないでしょうか。

 

組織においても、旧態依然とした構造をそのままにしていては、時代の流れによる社会や価値観の変化の中で歪みが生じる可能性は高いと思われます。

そこを改革しようとするとどうしても「面倒だな」という思いや「定着するだろうか、上手く回るだろうか」という不安は避けられませんが、これも歪みを正す上で必要な過程なのかもしれません。

 

属人的な自然治癒に期待をかけ、放置してしまっている組織の歪み。

思い当たる方がいらっしゃったら、一度、人事のプロから治療を受けてみるのも、もしかしたら良い方法かもしれません。

ぜひ一度、ご相談ください。

 

竹内円

 

P.S.
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前腕の怠さがなかなか取れない方にはオススメです。

 

P.P.S.
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

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Who is writing

経営人事パートナーズ テクニカル・アシスタント。
東北大学文学部卒業。製鉄会社の人事、大学法人の福利厚生制度の企画運営担当者などを経て現職。
持病の悪化による退職や家族の転勤による退職などを経験する中で、社員と企業双方にとっての最適解とは?人事を研究し突き詰めることはできるのか?という疑問を感じており、経営人事パートナーズの考え方に強い共感を覚えて入社。
生き物とバイクが大好きで、ボーダーコリーの女の子を溺愛しているが、彼女は熱烈なお父さんっ子なので若干片想い。うすうす感づきつつも、めげずに毎日愛を伝えている。