【テクアシ日記 vol.13】なぜ、コーチングなのか?そこにコストを割く意義とは。

コーチングって何のため?会社にとって本当にプラスになる?そんな疑問に、中から見ていて感じる率直な印象と、事実をお伝えします。

こんにちは。テクニカル・アシスタントの竹内です。

これまでのメルマガで何度か、弊社のコーチングをお勧めしてきました。

社員の自主的な変化を促し、社内の人間関係や環境をよくするための素晴らしい選択肢だと考えているのですが、それでは、コーチングの現場では実際にどんなことが起きているのか?少しお話しさせて頂きたいと思います。

 

実際のコーチングの場での最初の10分間、「はぁ、やれやれ…」という心の内がうっすら見える方がいらっしゃいます。

それを傍から見ていて思わず言いたくなることは、決して批判ではなく「その気持ち、分かります!!!」という心からの共感です。

部外者から自分の仕事に指導が入るような不快感。大量の仕事を抱えていて、この時間で少しでも仕事を進めた方がよほどいいのにという不満。

会社から言われたので受けるけれど、とっとと済ませてあの仕事やこの仕事に取り掛かりたい。あ、あの件の返答もしないといけない…

とても、とてもよく分かります。そしてコーチもその気持ちを深く理解しています。

それでもコーチングを実施し、そしてクライアント様からの依頼が途絶えないのは、意義があり、見合う結果が出るからです。

 

コーチングの現場で少しずつお話しを進めていくと、おそらく本人も話すつもりではなかったであろう本音が、ぽろぽろとこぼれ出てきます。

社内の人には絶対言えないけれど、まぁ、ヨソの人だし愚痴っておこうかな…というような気持ちでおそらくお話し下さっているのですが、その中に、改善のヒントや、意外な事実が紛れ込んでいることがよくあります。

例えば社内で「この人にはこういう問題があって、そのために良い評価がつけられない」と評価されている社員の方。

極端な言い方をすれば、社内で「何だアイツ!」と見られてしまっている方もいらっしゃいます。

こういった方についても、よくよくご本人の考えを聞いてみると「そんなことを考えていたならもっと表に出せばきっと喜んでもらえるのに」「やり方や言い方を、少しだけ変えればきっとうまくいくのに」と感じることは多いのです。

各人には各人の言い分があり、そこには正当性もあるのですが、そのことにご本人すら気づいていないことも珍しくありません。

組織の中に属することで見えなくなる個人の考えや人間性は、実はとても魅力的で、組織をうまく回して生産性を上げるために思わぬ効力を持っていたりします。

外部の人間によるコーチングだからこそそれを見つけ出して誤解を解くことができる、というパターンも多く、その様子はまるでコーチングというより「調整役」のようにも見えます。

 

組織で仕事を推し進めるにあたり、人間関係は生産性に大きな影響を与える要素となりますが、そこには個人個人の個性や価値観が存在し、正解がありません。

そんな関係性において問題が起きた場合、解決はとても難しいか不可能であると思われがちです。

そんな中で、コーチングは貴重な「結果を望める打ち手」の一つにして頂けると思うのです。

もし興味をお持ち頂けましたら、ご遠慮なく弊社までお問い合わせ下さい。

 

最後になりましたが、2023年もあと数日となりました。

個人的なお話になりますが、10月にメルマガデビューして3ヶ月、いつもつたない文章にお付き合い頂き、どうもありがとうございます。

読者の皆様におかれましては、どうぞよいお年をお迎え下さい。

来年も、どうぞよろしくお願い致します。

竹内円

P.S.
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

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(※こちらのメールマガジンは、2023年12月26日にメルマガ読者様に向けて配信したものです。)

Who is writing

経営人事パートナーズ テクニカル・アシスタント。
東北大学文学部卒業。製鉄会社の人事、大学法人の福利厚生制度の企画運営担当者などを経て現職。
持病の悪化による退職や家族の転勤による退職などを経験する中で、社員と企業双方にとっての最適解とは?人事を研究し突き詰めることはできるのか?という疑問を感じており、経営人事パートナーズの考え方に強い共感を覚えて入社。
生き物とバイクが大好きで、ボーダーコリーの女の子を溺愛しているが、彼女は熱烈なお父さんっ子なので若干片想い。うすうす感づきつつも、めげずに毎日愛を伝えている。