こんにちは。テクニカル・アシスタントの竹内です。
本日は珍しく、弊社独自のウリについて真面目にお話をさせて頂きたいと思います。
以前のメルマガで仕事における「模倣」のお話をした際に、経営人事パートナーズは人事のノウハウを活用するだけでなく、その情報をクライアント様にお渡しし、ご自身で自由に利用・応用して頂くことがあるとお伝えしました。
ノウハウを商材とするコンサルティング業において、それはお渡ししてしまってもよいものなのだろうか?と最初はとても驚きました。
このような姿勢がなぜ可能になるのか、代表の山極に直接尋ねた結果と、私が実際に勤務していて見えてきたことをお話ししたいと思います。
結論から申し上げると、それは弊社が持つリサーチ能力によって実現しているのだと言うことができます。
弊社には「海外文献リサーチャー」という肩書きを持つビジネスパートナーの方々がいます。
彼らはリサーチの専門家であり、国立大学の名誉教授をはじめ、錚々たるメンバーが名を連ねています。
「論文を読むのが3度の飯より好き」
「新しい情報とその根拠について調査してまとめ、それが社会の役に立つことに喜びを感じる」
このような価値観を持つ、日本社会にとっても貴重な人財と言える方々です。
弊社の考え方や目標に共感し、日々その広く深い知識と能力とを遺憾なく発揮して下さっています。
組織に所属し人事のお仕事を担っている皆様の中に、「日常的に海外の最新の論文に触れている」という方はどのくらいいらっしゃいますでしょうか?
少なくとも私は、人事部に所属して実務にあたっている間、仕事に役立てる目的で論文に触れることはありませんでした。
人事という分野で日本に先んじているアメリカで、日々大量の人事関連の新しい論文が出ているということや、それらの論文にどうやってアクセスできるのかということすら知りませんでした。
理由は単純で、「そりゃ探せばあるかもしれないけど、役に立つかも分からないのにそんな時間ないよ!(英語ならなおさら時間がかかるし…)」ということです。
私は決して超優秀でも経験豊富でもありませんので、一括りにするのは失礼かもしれませんが、こういった状況下にある方は多いのではないかと思います。
個人的には、それは決して恥ずかしいことでも、これから努力して改善すべき点でもないと思います。
リサーチャーの方々の仕事を実際に見ていると、リサーチは、それが単独で仕事になるレベルの専門性を持った技術なのです。
最新の論文を読み、それが人事の業務に役に立つ形になるにはいくつかのステップが必要です。
①対象となるテーマに沿った論文をたくさんの媒体から探すこと
②論文を読み込んで理解すること
③必要に応じ参照元などの関連する論文や文献も調査し、エビデンスを固めること
④調査した内容を日本語にしてまとめること
⑤得られた知識を現場に落とし込む方法を検討すること
⑥現場で活用するための形を作ること
人事担当者が仕事の片手間でこの流れを実現できるだろうかと考えてみると、実際のところ、非常に困難であると言えます。
「なぜ、売り物であるはずのノウハウをクライアント様にお渡ししてしまうのか?」
このように質問した際に、山極の回答は以下の通りでした。
「どんどん新しい情報を仕入れて、常にノウハウを更新して改善を重ね更に良いものを作っているから」。
深く納得するとともに、この発想は、競争の激しい自動車業界で開発エンジニアをしてきた山極ならではの思考かもしれないと思いました。
このように、リサーチ能力に基づいて考えられたエビデンスのある最新のノウハウを持っていることが、弊社の特長です。
労働の環境も仕事の性質も目まぐるしく変化している昨今、最新のノウハウを知り活用することは非常に有効です。
お伝えした通り、弊社はノウハウの出し惜しみをすることもありませんので、どうぞ安心してお仕事をお任せ下さい。
弊社のリサーチの成果の一部を、YouTubeにてお楽しみ頂けます。
神戸大学及び東京理科大学名誉教授の小川正賢氏が、人事にまつわる論文の調査結果を講義形式で紹介して下さっています。
「論文紹介」というと、学生時代の苦労を思い出して抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
こちらの初回講義に私も「前提知識もなく、論文を読み慣れてもいない一般人代表」としてガチガチに緊張しながら出席させて頂きましたが、学生時代に受けた講義よりもむしろ分かりやすいという印象を持ちました。
もしかしたら、あなたの会社に今すぐ取り入れられる最新の知識に出会うことができるかもしれません。
ぜひお気軽にご覧下さい。
【人事関連論文解説】再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLij8o9u0YTWkANgsn-TSfkwV_Dhd4BYdO
竹内円
P.S.
ノウハウを渡さず、こちらで運用すればそれは弊社の利益になります。
それをする必要がないのは、リサーチ能力があり、常に更新しているからです!…と胸を張ってお伝えしましたが、実際のところもしも運用まで全てを担うことになった場合、現在採用コンサルタントの任に就いている私の仕事量はとんでもないことになりそうな予感がします。
ぜひご遠慮なく、自社でご対応可能な知識はお持ち帰り頂き、ご自由に応用の上ご活用下さい!
P.P.S.
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!
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