chatGPTマスターを目指して vol.2 クエスト「myGPTを作成せよ」
chatGPTを使いこなすため、初めてのmyGPTを作成してみました。会話形式でできるので、思った以上に簡単でした
chatGPTマスターを夢見て旅にでた私は、王さま(社長)より指令を受けました。
「世界にはいま、たくさんのGPT使いが溢れておる。
その知識を得ながら、人事を効率化してくれるツールを作るのじゃ!」
旅の初めに渡された道具は二つ。
まずは参考になりそうなchatGPTについて書かれたブログ。
そして大事な荷物がもう一つ。
有料版のchatGPT。
手始めに求人票を作成するGPTを作れ、との指令を達成するには、いささか道具が足りません。
そしてゲーム大好き人間の私は知っています。
この手の指令は、すぐには達成できないということを…!
身近なところからひとつずつクエスト(課題)をクリアして、そのそれぞれで得たアイテム(知識)を使いながら達成されるべきものであるはずです。
ただし今回のchatGPTマスターを目指す旅と、RPGゲームの違いが一つあります。
それは細かいクエストの設定を自分でしなければならないこと。
つまり、どうすればこの指令が達成できるのか、そのためにはどんな知識を付けていかなければならないかを、自分でかみ砕いて、課題を作っていかなくてはなりません。
案ずるより産むが安し、ということで早速今回のクエストを「myGPTの作成」としてみました。
myGPTとは何かといいますと、chatGPTのサービスを使って、自分だけのオリジナルGPTを作ることができる、というサービスです。
基本的にchatGPTは大規模言語モデルという機械学習モデルをベースとしており、ユーザの問いかけに答えていくことが主な働きです。
ですがmyGPTを使うことで、特定の目的に特化した新しいchatGPTを作ることができます。
例えば特定のペルソナを作っておいて、その立場から意見を述べてもらうこともできますし。
ユーザへのインタビューをしながら記事を作る、なんてことも恐らくできるのだろうと思います。
恋愛ゲームを作っている方もいらっしゃいました。
何はともあれ、うまく命令さえできてしまえばこれまで以上に多くのものを作れる、素敵なツールです。
そして今回私は記念すべきmyGPT第一号に「自己紹介作成ツール」を選びました。
その名も「Intro Maker」
素敵な名前です。
なんせ、この名前すら、chatGPTが付けてくれたのです。
では、どのようにすればmyGPTを作れるのでしょうか。
- どんなmyGPTを作りたいか説明する
- アイコンを書いてもらう
- 具体的な機能について説明する
- 試運転してみる
- 使う
驚くべきことに、たったこれだけのステップで自分だけのmyGPTが作れてしまいました。
しかも①、②、③の段階では、基本的にchatGPTの問いかけに答えるだけで完結してしまいます。
例えば①では、自己紹介を作成するツールを作りたい、というお願いをしてみました。
(下図参照)
「了解!」の言葉とともに、myGPTの名前についても提案をしてくれています。
もちろんmyGPTが出してくれた名前が気に入らなければ、自分で決めることもできるのだろうとは思うのですが、私は自分のネーミングセンスに自信がないのでこのままにしました。
そして次はアイコンを決めていきます。
これももちろん、とびっきりの画像生成AIであるDALL-Eを積んでいるchatGPTさんです。
すべて作ってくれます。
そしてこれも、変えたいと思えばいくらでも変えられます。
実際に私も少しわがままを言ってみました。
どんなリテイクでも二つ返事で新しいものを作ってくれるのはとってもありがたい気がします。
(最初のアイコンが大勢の前でのまじめなスピーチに見えたため、「よりカジュアルな感じで」とお願いし、二つ目のアイコンを作ってもらいました)
そして次は、具体的な機能についての説明です。
ここについてはいろいろと書き方のTIPSがあるらしいのですが、今回は適当で良いことにします。
なにせ、これが初めてのクエストですので!
クエストのクリア条件は、myGPTを作ることですので、まずはそちらの達成を最優先しました。
ちなみに、機能を追加したり修正するたびに、「今こんな感じの仕様になってるけど問題ない?変える?」と聞いてくれます。
さいごに試運転を経て、作成完了です。
例えば私が社会人一年目で、車会社に入社して、自分が車が好きなことをアピールして自己紹介したい、という話をしてみたのですが、こんな文章をお勧めされました。
(文字が小さいためざっくり要約を記載しますと。。。
:こんばんはみなさん。ここに立っていると、まるで壮大なラリーのスタート地点に立つヴィンテージカーのような気分になる。
とてもワクワクしている。このチームの一員となった私は、皆さまといっしょに楽しく進んでいきたい!
ここにいる価値があることを約束します。)
…最初から、私では思いつかなそうなジョークを飛ばしています。
ヴィンテージカーのような気分、とはどういうものでしょうか。私にはわかりません。
ここまでいろいろと作成しましたが、恐らく作成時間は10分ほど。
それだけでここまで作れるのですから、恐れ入りました。
ただ、今回は発表資料を作ってほしい、という点についてはうまく設定ができませんでしたので、今後のクエストではきちんと、自分の作ってほしい機能が追加できるようにしていきたいと思います。
また、今回作成したmyGPTはこちらからご利用いただけます(chatGPTの有料アカウントが必要です)。
https://chat.openai.com/g/g-pCeO15jKz-intro-maker
(恐らく見れると思うのですが、もしみれませんでした場合にはご容赦ください。新しいクエスト内容とさせていただきます。)
chatGPTマスターを目指す旅は、まだまだ始まったばかりです。
これからの旅路に、ご期待ください!
P.S.
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