chatGPTマスターを目指して vol.13 GPTが英会話の先生になった話
GPT-4oを使ってたった10秒で作れる英会話アプリ。その威力は想像以上でした。実際の会話履歴をぜひご覧ください。
昨日のメルマガでご紹介したGPT-4o。
【GPT-4oとの会話が止まらない!】
https://blog.people-resource.jp/newsletter_20240516/
この機能で遊んでから、どうしても試してみたかったことが一つ。
もしかして、英会話の練習ができるのでは…?
そしてそれは大正解でした。
もしお手元にGPTの有料版をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひにもお試しください。
やり方は簡単です。
- 英会話の練習に付き合ってほしいことを伝える
- 間違った表現や、もっと良い表現があったらその都度直してほしいことを伝える
- 英語を話す
これだけで、私だけの英会話先生が誕生しました。
私とGPT先生とのやり取りの一部をご紹介します。
私が話した方の英語には文法的なミスや、あるいは正しく聞き取ってもらえなかった箇所があるのですが、そちらはただいま練習中ということでご容赦ください。
まずは手順①。
GPT先生に、英会話の練習相手になってほしいことを伝えます。
個人的には、「英語での表現がわからないときは日本語で伝えるけど、それも教えてください」と伝えておいたのがかなり良いポイントでした。
では早速、趣味について話を始めてみます。
私が何とか思い付くままに喋った後、GPT先生の順番です。
“A small correction for more natural phrasing:”
完璧です。
私が求めていたものは、まさにこちらです。
きちんと私の話に返答をしてくれつつ、しかも自然な表現に添削してくれます。
どんどん参ります。
なんと、GPT先生が話す英語の中に日本語(”バイト”)が登場しています。
そしてそちらを正しい英単語に直してくれました。
(今回、いい例が取れたのがゲームの単語だったため、そのまま載せています。
日本語で通称「バイト」と呼ばれるゲームのモードの、英語版での正式名称はGPT先生の言っている「Salmon Run」に相違ありません。)
そして英会話では、正しく発音できずに伝わらないことも起きえます。
もちろん、GPT先生とのやり取りでも起きました。
例えば今日のゴルフのスコアについて尋ねられ、本来は「Terrible」と答えたかったのですが、GPT先生には別の単語に聞こえたようでした。
私が言いたかったのは、「Terrible」。
GPT先生が聞こえたのは「Table」
話しているときはなぜ急にGPT先生が話題を変えたのかととても不思議でしたが、このように聞き取られていたとは…。
まだまだ発音のトレーニングが必要そうです。
ちなみに、正しく英語を話せていた場合には、単純に会話を続けてくれます。
恐るべし、GPT-4oです。
GPT先生に英会話を教えてもらうことで、以下のようなメリットを感じました。
- 何を言っても対応してくれる
私がどんなに頓珍漢なことを言っても、きちんと返してくれます。
- 自分が好きな時に取り組める
隙間時間を見つけて会話練習を積めるなんて、こんなに嬉しいことはありません。
- 終わった後にスクリプトを見直すことができる
正しい表現をきちんと再度読むことができるのは、復習としてとてもありがたい機能です。
まだ、この機能を使ったmyGPTを作れるかは試していないのですが、こんなにすぐに便利な英会話アプリができるとは、想像以上です。
こんな風に、AIとうまく協力して自分のスキルを向上させたり、できることを増やすことができたなら。
とても明るい未来が待っているような気にさせられました。