【テクアシ日記 vol.29】幼少期のトラウマと、リスクヘッジについて
幼少期にトラウマになってしまった出来事からリスクヘッジについて考えました。予測不能を予測する人事が、今求められているのかもしれません。
こんにちは。テクニカル・アシスタントの竹内です。
人は誰しも、
私にはその中に、映像とセットでありありと思い出されるほどの、
先日のメルマガでも少しお話ししたのですが、
元々生き物が大好きで、いわゆる「むしはかせ」
庭のダンゴムシやアリなどと違って体も大きく捕獲の難易度も高い
毎日何十匹というセミが私の魔の手にかかっていたのですが、
それらを飽きもせずに捕まえては持ち帰って図鑑と見比べ、
そんなある日、4歳か5歳だった私は特別なセミを手にします。
私が徒歩で行くことを許されている公園では見かけない、「
幼児とは思えない辛抱強さでじりじりと距離を詰め、
初めて手にしたミンミンゼミは、
虫かごに閉じ込めて、急いで家に帰り図鑑を開きます。
図鑑はほとんど暗記していたためにそれが憧れのミンミンゼミであ
喜びがひと段落すると、そこからは葛藤の時間でした。
貴重でカッコいいミンミンゼミなので、
しかし、エサとなる樹液をどのように確保してよいか分からず、
そんな短い命を虫かごの中で過ごさせ、死なせてしまっては、
悩んだ挙句、私は一世一代の決断(当時)で、
セミを手に持ち、いつもアブラゼミを逃がす道路側の窓ではなく、
「元気でね」と声をかけ、
セミは少しだけ放物線を描いた後、羽ばたいて重力に逆らい、
この前後のシーンが、映像ではっきり残っている後悔の記憶です。
夏の入道雲が浮かぶ青い空に向かい、
元気に飛ぶその様子を、
少し左に飛べば雑木林があるな、
その木から黒い影が飛び立ちました。
えっ、と思った瞬間には、
カラスは狙った獲物をしとめ、
一瞬何が起こったのか分からなかったのですが、すぐに、
様々な思いが心中に去来します。
逃がすんじゃなかった…
こんなことならずっと虫かごにいれて眺めておけばよかった。
逃がすにしても、公園の木に返すべきだった?
カラスに対して呪いの言葉を吐いた気もしますが、
とにかく、人生で初めての強い強い後悔の記憶が、
今となってはすっかり面白ネタになってしまったのですが、
あのときどうするべきだったのか考えると、
しかし、幼児であった自分に、
これは小さな一例ですが、「そんな事予測できなかったよね、
会社の中においても、信頼していた部下の突然の退職、
もはや、予測不能な事態が起こることも予測しておくべき、
私の記憶は、
かつてないほど目まぐるしく変容する社会の中で、
人事という観点から備えておくことは、
弊社では、
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竹内円
P.S.
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