ギャップの少ない就職のコツとは?【自己理解編】おさえたい8つのポイント(後編)

後編は、就活生だけでなく、人事や学生支援者のみなさんも必見です。自己理解において「ギャップが少ない」とは?

  

この記事は、次のような悩みをお持ちの方々にお届けします。


学生

  • 自己PRが自分のなかでしっくりきていない
  • 面接対策をしなくても、もっと楽に自分の言葉で話せるようになりたい
  • すでに数社の内定をもらっているが、どの企業に決めるか迷っている

転職を考え中の方

  • いい転職先があれば検討したいが、自分の軸がいまいち理解できていない
  • 一度ゆっくり自分と向き合う時間がほしい

学生支援者

  • テンプレートではなく、学生一人ひとりの状況に合わせた支援をしていきたい
  • 現在の就活対策に、本当は疑問を感じている

人事

  • 採用の精度が上がらない

 

自分とつなげる時間

前回は自己理解編の前編として、自己理解の概念や大切な理由、8つのポイントのうち「自分を知る」ステップの5つのポイントについて具体的にみてきました。(前編はこちらから)


ステップ1.自分を知る

ポイント① もっている資質を知る

ポイント② 子どもの頃の特徴を知る

ポイント③ 好きな考え方や共感の傾向を知る

ポイント④ 絶対NGを知る

ポイント⑤ 今の優先順位を知る

 

ステップ2. 自分を理解する

ポイント⑥ 資質を活かした得意な行動を言語化する

ポイント⑦ 価値観を言語化する

ポイント⑧ 働く目的を言語化する


後編では、ステップ2.自分を理解するための3つのポイントをご紹介したいと思います。

 前編でもお伝えしましたが、自分を理解するためには、自分事につなげて考える・感じるプロセスが必要です。

その過程を経て、ストンと腑に落ちたものが、理解できたものであり、はじめて自分の言葉で言語化できます。

その意味では、万全に対策をして面接に臨んだとしても、自分の中で、このエピソードにどこか違和感がある、なんとなく自分とは別人格の“自分もどき”の人のことを話しているような気がする、と感じることがあれば、それはまだ自分とつながっていない、つまり、自分を理解できていない状態といえます。

だから、知っている状態で話すのと、理解した状態で話すのとでは、大きな差があり、上辺だけで話していることが、人事からは見抜けてしまうのです。

そのため、今回ご紹介するポイントは、自分に正直になればなるほど取り組みやすいです。

自分に集中できる時間と場所を確保して、次のステップを実践してみましょう。

 

ポイント⑥ 資質を活かした得意な行動を言語化する

ポイント⑥は、自分を知るステップのポイント①②とつながっています。

ポイント①② → ポイント⑥ のプロセスで、理解につなげていく作業になります。

前回ご紹介したポイント①②では、自分のもっている資質を客観的に可視化してきました。

さまざまな要素が出てきたかと思います。

次は、一旦その資質にはこだわらず、自分の日々の生活で、ついつい出てしまう考え方や動き方の「クセ」を把握してみましょう。

なぜ、日々の言動なのか?

人の日常を細分化すると、すべて何らかの思考からはじまる動きの集まりだからです。そして、仕事も日常の延長にあるからです。

仕事だけが何か特別なものというわけではないので、意識していても、日々の自分のクセがたくさん出ることになります。

そのため、まずは自分の何気ない行動から探ることがポイントです。

具体的には、「何」をやっているかよりも、「どのように」やっているか、を考えてみます。

その中で、

・人から頼まれなくても自分から考えたり動いたりしてしまうのは、どのようなことか?

・ついつい繰り返してしまう考え方や動き方はあるか?

・何か困ったときに、どのような考え方や動き方をしやすいか?

・どのような考え方や動き方が、自分が楽な気持ちでいられて違和感がないか?

・自分にとっては普通のことだが、よく相手に喜ばれたり感謝されたり、褒められたりする対応はあるか?

という、「自分のとりがちな考え方や動き方のパターン」を知ることがポイントです。

 

具体例を挙げてみましょう。

・自分が話すよりも、人の話を聴く側に好んでまわりがち

・目新しいことに、真っ先に飛びつく

・うまくいかないと思ったら、すぐ辞めて別の方法を試す

・困ったときは、まず原因から考える

・一緒に出かけると、いつも予定がスムーズだと感謝される

・なんでそんなに私の気持ちがわかるの?と不思議がられる

・話がいつも端的で分かりやすいと褒められる

 

なぜ、この把握が必要なのでしょうか?

あなたも次のような経験はありませんか?

相手のこういう対応がすごいなと思って、相手に伝えてみたら、当の本人は、「え、そんなに大したことなの?自分では特別な感覚はなかった」という状況です。

本人にとっては、あまりにも自然なことなので、それが当たり前のことだと思ってしまっているわけです。

しかし、他の人にとっては、相手と同じように考え行動するのには努力が必要で、場合によっては、強いストレスを感じたりすることもあります。

だから、他の人からみたら、すごい!と感じるのですね。そして、その対応が、あなたの「得意なこと」として映ります。

つまり、自分の得意なこととは、

・頑張らなくても自然にできてしまうこと

・無意識にやっていること

と言えます。

「私には得意なことなんて特にない」と自己分析から頭を抱えてしまう方は、得意なこととは、何か際立って見えて、すごいものでなければならないという思い込みがあるからかもしれません。

意識していなかったし、これが当たり前だと思っていたけれど、確かに言われてみればそうだなと、自分ではすごいことだと自覚できないものが、本来の自分の得意なことです。

そのため、自分のクセの中に、そのヒントが隠れていることが多いのです。

まずは、あまり深く考えず、自分ではネガティブに思えることも含めて、思いつくものを書き出してみましょう。

自分がマイナスに捉えていることも、他人からみると、とても魅力的な持ち味であることも多いからです。

書き出してみたら、いよいよ自分を知るステップで可視化できた資質の登場です。

自分の普段の考え方や行動と、客観的に把握した資質を比べてみてください。当てはまるものや、共通点はありますか?

そこに共通点がある、もしくは資質にぴったり当てはまっている考え方や行動があるのであれば、それは、あなたのもっている資質を活かした得意なことである可能性が高いです。

そして、その思考や行動は、勉強でもサークルでもアルバイトでも趣味でも、さまざまな場面で活かされているはずです。

そして、普段の自分が考えていること、行動しがちなことを伝えるだけなので、きっと自分事として、すでに自分の言葉で言語化できる状態だと思いますよ。

仕事に置き換えると、自分が普段何気なく繰り返している得意な思考や行動パターンが、就職した企業の仕事の特徴にフィットすれば、無理なく本来の力を発揮でき、成長していける、ということです。

ところで、なぜ得意なことなのか、好きなことではダメなのかと疑問をもたれる方もいらっしゃるかもしれません。

「好きを仕事にする」「好きだけでは仕事は成立しない」

どちらもよく聞くフレーズですね。これは両方正しいと思います。

好きを仕事にできている方は、その仕事で必要な資質が、自分の得意なことと重なっている場合が多いです。

一方で、好きだけでは仕事は成り立たない、そんなに甘いものではない、という方は、その仕事で求められる資質と、自分の資質を活かした得意なこととがマッチしていない可能性があります。

その意味でも、得意なことというのは、応用が利きます。

 

さて、ここからは、学生のみなさんだけでなく、就職支援者や人事の方にも考えていただきたい内容です。

就活対策の自己分析では、自己PRやガクチカを視野に入れて、モチベーショングラフを書くことも多いかと思います。

最も成果があったことに対して、どのように取り組んできたか、挫折や困難があったときに、どのように乗り越えてきたか、自分の過去の大きなイベントを振り返るものです。

これは、自分を知るためのひとつの選択肢だとは思います。一度経験しているので、就職後もそのプロセスを応用できます、という再現性の視点ですね。

ただ、筆者はここに、ひとつだけ落とし穴があるように思います。

それは、そのプロセスが、本来の自分の資質を活かした得意な思考や行動で行ったものではない場合、達成はしているけれど、どこかに余計な力が入り、本当は負荷をかけている状態かもしれない、という見方です。

クリアできることに変わりはないのですが、資質を活かしきれている場合は、より早く、精度高く、かける労力も最小限で済むことになります。

よって、この最初の自己分析→自己理解にズレがあると、就職した後に、自分が強みとして特定したプロセスでの課題の乗り越え方が当たり前のように求められる仕事を任された場合、それが余程やりたいこと・好きなことでない限りは、結果的に苦しくなり、ギャップにつながってくるのではないかと考えます。

だからこそ、得意なプロセスは、頑張らなくてもできること、なのです。

その状態で頑張ったら、ものすごい成果が上がるということです。

こんな地味で普通のこと、取るに足らないこと、と感じてしまいがちなことに、自分を活かせる得意な思考や行動が隠れていて、それが日々の仕事の至るところに応用できる能力である可能性もあります。

自分の中のハイライトの部分ではなく、普段の日常を分析する。

この視点が、最初のエントリーシートや面接で見落とされやすく、学生も人事も、互いをみえなくさせてしまっている根本原因のひとつなのではないかと考えます。

みなさんは、どのように感じられますか?

 

ポイント⑦ 価値観を言語化する

自分を理解するステップ、次のポイントは、価値観の言語化です。

これは、自分を知るステップのポイント③を、自分につなげていくプロセスです。

ポイント③では、大切にしている考え方や共感する考え方など、自分の思想についてのキーワードがいくつか出てきたかと思います。

書き出すことができた方は、次の3つの質問を自分に問いかけてみてください。

質問① あなたが可視化できた考え方の最後に、「そうあるべきだと、私は思っている」と追加したとき、違和感はありますか?

いかがでしょうか?これは、本当に自分の価値観かどうかを、確かめるための問いです。

このセリフをくっつけたときに、特に違和感がない場合、それは自分ではない、「他の誰かの価値観」である可能性もあります。

親だったり、先生だったり、メディアだったり、私たちは無意識に影響を受けているので、原体験から今の価値観がつくられていることが多いです。

しかし、そうでなければならないとどこかで思っているのであれば、それは、本来の自分の価値観とは言えないかもしれません。むしろ、その考え方に縛られて生きている可能性もあります。

勝手に自分でルール化しているのであれば、なかなか苦しいです。

自分の価値観とは、周囲がどうであれ、純粋にこうありたい、と願う自分の源泉です。そして、行動の指針になるものなので、本来はとても前向きで軽やかな性質を持っています。

使命感とはまた異なりますが、何が何でもこうならなければ、という重たさは本来の価値観にはないので、そのあたりを自分に問いかけてみると、これは自分の価値観ではないかもしれない、という考え方も含まれているかもしれません。

早めに気づいておくと、今後の仕事を選択していくときにも、ギャップが少なくなります。

質問② あなたが可視化できた考え方で、実際に行動していますか?

価値観を言語化するということは、実際にその価値観で行動できていることが大切です。

想いだけで、行動できていなければ、その価値観は判断軸として、まだ自分に馴染んでいないものと言えます。

崇高なものは必要なく、等身大の今の自分が大切にして実践できていることがポイントです。

質問③ これだけは譲れないというものは、ありますか?

譲れないということは、最も守りたいし大切にしている軸といえます。どのような状況であっても、この判断軸は欠かせないというものですね。

 

いかがでしょうか。この3つをクリアしたものが、今の自分の価値観に限りなく近いと言えるでしょう。

その価値観は、これから企業を選択するうえでも、とても重要です。

例えば、企業全体のビジョンである理念や、働き方などに、自分の価値観が重なる部分があれば、大切にしているものが同じなので、違和感なく働くことができると思います。

また、自分の今の価値観を言語化できると、自分と他者との違いを理解することにも役立ち、違いを受け入れたり、または合わない環境を見極めたりすることが可能になります。

そのため、誰と働くか、という視点でも、価値観は大事な判断軸になります。

就職するということは、組織に属することになるので、ひとりで完結する仕事はありません。

どんなに好きな仕事でも、そこで働く人の価値観の集合体である企業の“カラー”が合わなかったり尊敬できなかったりする場合、許容できるかどうかは、個人差があります。

そのため、働く仲間を重視する人は、特におさえておいた方がいいポイントです。

ここまでをまとめると、自己理解は、

資質を活かした得意なこと: 自分の中のギャップを少なくすること

価値観: 自分の外とのギャップを把握すること

に、それぞれつながります。

 

ポイント⑧ 働く目的を言語化する

自分を理解するステップ、最後のポイントは、自分の働く目的を明確にすることです。人によっては、人生の目的につながる人もいます。

これは、今までのポイント①~⑦で理解してきた自分を通して、何を実現していきたいか、という問いです。

そして、この目的は一度到達したら終わりではなく、実現し続けたいものという性質があります。

少し大きなテーマですが、ここを自分で認識しておくと、ほぼブレなくなります。

就活生のみなさんだけでなく、特に転職を考えられている30代40代の方には、ぜひ考えてみてほしいポイントです。

突然ですが、あなたは、何のために働きますか? なぜ働きますか?

毎日の生活のため? お金を稼いで趣味に使うため?

自分の成長のため? 家族を支えるため? 楽しく生きるため?

社会の課題を解決したいため? 誰かを喜ばせたいため?

きっと、いろいろな理由がありますね。

前編でお伝えした自分を知るステップのポイント⑤は、どちらかといえば働くために優先したい条件面で、都度変化するものでした。

対して、この働く目的は、もっと不動の人生のテーマのようなイメージです。

なりたい姿・ありたい姿とも言い換えられます。

人によっては、ポイント⑦の価値観が、そのまま働く目的につながる人もいるでしょう。

筆者の場合、新卒入社の企業を選んだ理由は、企業理念と自分の働く目的が、ほぼ一致していたからです。

当時、入社するまで仕事内容はほとんど理解していませんでした。今なら突っ込みどころは多々ありますが、こんな仕事をするのか、と初めて知ったレベルです。

でも、根底のめざす方向性が同じなので、大きな矛盾を感じることなく楽しく仕事ができました。

「何のために働いているのか分からない」とメンタルが落ちていく原因は、この働く目的を見失っているか、まだ曖昧であるか、本来の目的とズレているか、どれかに当てはまるケースが多いのではないかと感じます。

だからこそ、自分のベクトルがどこを向いているのか、明確にしてみましょう。

そして、働く目的を実現するためには、さまざまな辿り着き方があるはずです。

それをステップ⑥⑦で理解してきた自分の価値観を大切にしながら、自分の得意な行動を活かして、最短で目的に到達できそうなフィールドはどこだろう、と、ここから初めて企業探しがはじまります。

世間とは考え方が異なるかもしれませんが、企業に合わせるために、自分を理解する必要はないと筆者は考えます。

自己理解を通して、働く目的を実現するために、企業に就職することが必要な手段だと思うのであれば、就職活動をすることを選択すればいいのではないでしょうか。

自分を起点にすることをぜひ大切にしてほしいと思います。

 

自己理解でやっても意味がない2つのこと

自分を知るステップ・自分を理解するステップをみてきたところで、最後は番外編です。

自己理解のプロセスで、やっても意味がないことを最後にお伝えしたいと思います。

① 他人と比較すること

これは当たり前かもしれませんが、誰かと比較しても何の意味もありません。

「他人の人生を生きるな」とスティーブ・ジョブズが遺したように、自分の解は自分の中にしかないので、とことん自分に正直に向き合ってみてください。

ただ、どうしても言語化が難しいと感じる場合は、他者の力を借りながら、最後は自分で考えるという方法も有効だと思います。

気心知れた人と対話していく方が進めやすい人、まったく知らない第三者と壁打ちした方が気づきやすい人、いろいろなタイプの方がいます。

自分に合った方法で、理解を深めていけたらいいのではないでしょうか。

そのために、就活アドバイザーやキャリアコンサルタントがいますので、必要だと思えば、ぜひ活用してみてください。

② タイパを求めること

最近よく耳にするタイムパフォーマンス。ただし、自己理解だけは、タイパを求めても意味がありません。ChatGPTでいくら検索しても、それは自分の解ではありません。

デジタルネイティブ世代といわれる就活生のみなさんは、子どもの頃からスマホやネットが身近にあったと思うので、分からなかったらまず解を調べる、それから考える、というプロセスが、物心ついたときから習慣になっている方も多いと思います。

けれど、自己理解だけは、そのプロセスが通用しません。

最初は難しいと思う方もいるかもしれませんが、ここだけはタイパを求めず、自分の頭で考えたり、自分の心に聴いてみたり、自分のために時間をたっぷり使ってみてください。

それが習慣化されると、自己理解のプロセス自体が早くなるので、判断の精度が上がり、直感も鍛えられていきます。結果的に、みなさんの求めるタイパが上がります。

 

これからの時代の最大の強み

ギャップの少ない就職をするための自己理解編として、前編・後編にわたり8つのポイントをみてきました。

自己理解において「ギャップが少ない」とは、外とのギャップだけでなく、自分の内側でギャップとなりそうな自己矛盾を少しずつ解消していくこと、自己一致していくことが大切なポイントとなりそうです。

理想の自分はたくさんあると思いますが、そもそも自分が資質としてもっていないものは活用できません。

ないものねだりをするよりは、今もっているものを伸ばして磨いていった方が、活躍できる機会が増えるでしょう。

これからの時代は、生産年齢人口が減り続け、AIもどんどん進化していき、激しい変化に各企業が対応していく必要があります。

就職活動でも、時代に合わせて、選考方法や内容を変えてくる企業が増えるかもしれません。

実際に、日立製作所は、24年卒の新卒採用で、ガクチカを聞かない方針を出しました。

参照:日経電子版

今後は終身雇用も成立しないので、企業側も、即戦力として活躍できる人材を、より精度をもって見極められる選考手法にシフトしてくると思います。

そのためにも、今回順番にみてきた自分の普段の思考・行動・思想をどれだけ理解し、一致した状態で、自分の言葉で言語化できるかは、大事なポイントになってくるでしょう。

想定質問に万全な対策をするより、飾らずに普段の自分のことを的確に伝えるだけ。

一周まわって、実はとてもシンプルなのです。

就職後のことも考えてみましょう。

自分を理解していれば、失敗したときのリカバリーが早くなります。

特に入社1年目は、失敗の連続です。失敗することで、自己理解も深まっていきます。

そこから学べることがたくさんあるからです。そして、失敗したと思ったときに、どれだけ等身大の自分を理解しているかは、どれだけ成長するかにつながります。

繰り返しますが、自己理解は、これからもずっと続いていくものです。

キャリアを積み重ねていくなかで、どんどん新しい自分にアップデートされていきます。

自分の中に、よき理解者を育てていくようなイメージで、就職活動をきっかけに、自分と向き合うことをスタートできるといいのではないかなと、多くの就活生や、企業で働く20代~60代の方々をサポートしてきた経験から感じます。

「自己理解できていること」自体が、変化の激しいこれからの時代の最大の強みになるでしょう。

Who is writing

大学卒業後、人材業界にて法人営業・キャリアコンサルティングに従事。
20代~60代まで幅広い年齢層のキャリア・メンタル相談を経験する。
その後、企業の新卒採用代行、大学生の就職活動支援、さまざまな生きづらさを抱えた学生と向き合う伴走支援に携わり、現在の社会構造と人の活かし方に疑問をもつ。
また、人にかかわる問題の根底は「教育」にあると考え、幼少期の教育・子育て分野にも
キャリアを広げている。
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)