chatGPTマスターを目指して vol.24 新機能を調べてみた
日本ではお盆休みでしたが、AIの研究はその間も進んでいたはず!chatGPTではどのようなアップデートがあったのか、調べてみました
ついに、2024年のお盆期間も終了しました。
気が付けば1年も終盤戦に差し掛かっていることも驚きなのですが、この期間、皆さまはどのようにお過ごしでしたでしょうか。
私はと言えば、夫の実家に遊びに行ったり母の実家に帰省(?)したり、1週間の層移動距離が1000キロを超える旅をしていたのですが、親戚の子供たちと海に行ったりBBQをしたり、なんだかとっても「休んだ!」という気持ちになっております。
…暖機運転が大変です。
それはさておき、この期間もAIの研究はどんどん進んでいるはず。
ということで、まずはchatGPTの提供会社であるOpenAI社の最新記事を見てみました。
https://openai.com/index/gpt-4o-system-card/
(リリース日:2024/8/8)
どうやら、chatGPTの開発に関するダッシュボードを公開しているようです。
緻密に開発していることはとても良く分かったのですが、あまりワクワクする情報ではありませんでした。
それでは他にはというと、機械学習のエンジニア向けに、chatGPTのモデルを使うAPIの出力が、より扱いやすいものになった、という記事もありました。
https://openai.com/index/introducing-structured-outputs-in-the-api/
(リリース日:2024/8/6)
これも研究者としてはとても重要でありがたいことなのですが、いまいちインパクトが小さい…。
そのように思ってしまうのは贅沢かもしれませんが。
何か面白いものはないものか…。
そうしてサイトを探していると、嬉しいことに、見つけてしまいました。
それはコチラです。
【SearchGPT Prototype】
https://openai.com/index/searchgpt-prototype/
リリース日は2024/7/25と少し前なのですが、今日見つけた情報では一番ワクワクするものです。
例えば以前書かせていただいた以下の記事で、chatGPTでの検索と、検索用AIであるGeminiの違いをご紹介させていただきました。
【chatGPTマスターを目指して vol.19 ねえ、chatGPT、明日の東京の天気は?】
https://blog.people-resource.jp/newsletter_chatgpt_vol19/
【chatGPTマスターを目指して vol.20 AIにAIの最新ニュースを聞いてみた】
https://blog.people-resource.jp/newsletter_chatgpt_vol20/
Vol.19 ではGeminiがよりたくさんの視覚情報などを付け加えた形で回答してくれた一方、最新ニュースを尋ねたときには(スクリプトが悪かったのかもしれませんが)、Geminiの方がなんだか古い情報を出してきた、と言ったこともありました。
そしてさらにおそらくデモンストレーションを見る限り、SearchGPTはチャットではなく、検索機能を備えた自然言語処理モデルの様です。
ともすると「言語の生成でも検索でも、いずれにしても言語を理解するという意味では同じではないのか?」と思われるかもしれません。
ですが生成するためのAIはあくまで、「こういう文章が入ってきたら、この単語を生成して、次にこの単語を生成して…」というパターン認識をしているだけで、私たちと同じように言語を理解しているわけではない、と言えます。
つまり、適切な回答を生成することと、検索キーワードから適切な情報を集めてきてまとめることは必ずしもイコールではない、ということになります。
そもそもが生成に特化した自然言語モデルとして作成されたGPTモデルなので、直接検索に用いることはできず、きっと新たなアルゴリズムの作成が必要になったに違いありません。
今はまだサービスを利用するためのウェイティングリストへの登録ボタンがあるだけですが、いずれ使えるようになったら、その使用感も併せてご紹介させていただければと思います。
同じく検索に特化したならば、OpenAI社とGoogleは果たしてどちらが便利なのか?
いろんな企業が切磋琢磨してくれることで、私たちの生活はどんどん便利になりそうです。
P.S.
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https://48auto.biz/keieijinji/touroku/sp/scenario13.htm
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