類は友を呼ぶ?

何かを表現したいと考えるとき。それそのものを考えるよりも、周りの関係するものたちからその特徴を捉えようとすることが有効なことがあります。

「通信容量が0となり、低速になりました」

2か月ぶり、数回目の文字です。

最近始めたTikTokが悪いのでしょうか。

あるいは、Twitterで動画を見ているのが悪いのかもしれません。

何にせよ、私のスマートフォンの通信容量は規定量を超え、今日から月末までは低速で過ごさなければならないようです。

 

これまでの電車の中であれば、例えばInstagramを見たり、もしくは漫画を読んだり。

思い思いの息抜きをして過ごしていたのですが、通信制限がかかった今となってはそうもいきません。

Instagramは動画がほとんど見れず。

静止画であるはずの漫画も、読み込みが遅すぎて、とてもではありませんが楽しめる代物ではありませんでした。

では、どうするか?

わたしにしては珍しく、Newspicksなどのニュース媒体を見てみることにしました。

最近のトピックスは何だろうか?

例えば、生成AIが誕生したことの影響について述べています。

他にも、東京都知事選についての情報などが載っていました。

 

選挙の話はいろいろとセンシティブなので置いておいて、その内のひとつの内容が気になってしまいました。

「気になる候補者がいるときは、そのSNSを見てみましょう」

「そのSNSを積極的に支援している他のアカウントを見てみましょう」

「そして、その候補者のSNSのこれまでの発言や、プロフィールを見てみましょう」

確かにこの行動は、どういった支援者に応援されているか。

すなわち、どんな人たちに受けているのか、という観点から、その候補者がどのような政策を考えているのか?をわかりやすくする、素晴らしい手法でした。

 

実はこの方法、機械学習や統計分野で言うところのネットワーク分析そのものです。

とある対象を表現したいとき。

その対象だけでなく、その対象とつながりが深いものを見ればよい。

SNSで言えば、良いねといったフィードバックをしていたり、あるいはプロフィールという形で思考を表現していたり。

あるいは、フォローをしているだけで、何かしらの関係性が見えてきます。

とは言え、最近Twitterなどは個人が行った「良いね」というポジティブなフィードバックを他者からは見えなくしてしまうなど、囲い込みの様相は否めません。

それでも、つながりが提供してくれる情報量は馬鹿にできません。

 

つながりをどう分析するか?

それぞれのユーザにどのような特徴量を仮定するか?

そんな身近な問題でも、統計や機械学習が役に立ちそうです。

 

P.S.

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Who is writing

大学にてデータサイエンスを学ぶ傍ら、多くの人にデータ分析の面白さを伝えたいと日々奮闘中。