【意識低い系の就活】面接のコミュニケーションは「コールアンドレスポンス」で乗り越えられる

面接が苦手な意識低い系の皆さん!「コールアンドレスポンス」を意識すると、コミュニケーションが少し楽になるかもしれません。

  

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面接において一番大切なポイントとは

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あなたがこれまでの人生で「面接」を受けた回数はどれくらいですか?

人生で1度きりという方もいれば、様々な業界・業種においてたくさん経験してきたという方もいるでしょう。

もしかすると、筆者のようないわゆる「意識低い系」の方々は、面接はあまり好きではないという方が多いかもしれません。

人とのコミュニケーションに苦手意識を持っている、いわゆる「コミュ力がないタイプ」と自認している方も多いでしょう。

面接とは本当に難しいもので、どれだけマナーや態度、言葉遣いなどに細かく気を配って挑んでも、なぜか良い反応を得られないということもありますよね。

もちろん、それは採用選考において決して珍しいことではありません。

あなたの経歴や能力について査定されて結果、応募先の企業には合わないと判断されてしまうこともあります。

それも仕方がないこととして受け入れなければなりませんが、もし自分のちょっとした心がけで変えられることがあるとしたらどうでしょうか。

会社との相性や自分の能力が足りているかといった問題とは別に、面接で自分自身ができる最大限の工夫とは一体何だと思われますか?

筆者は、面接において一番大切なポイントというのは、「自分自身についてきちんとアピールができるかどうか」だと思うのです。

ねじ曲がって伝わってしまったり、まったく伝わらなかったりすると、良い結果には繋がりにくくなってしまいます。

今回お話したいのは、面接やその後の仕事において、極めて基本的な部分についてです。

「面接」というキーワードだけで憂鬱な気分になってしまうような人がこれを乗り越えるためにはどうしたらよいのか、そのポイントをお伝えします。

かなり初歩的なお話となりますが、興味を持ってくださった方は是非ご覧ください。

「コールアンドレスポンス」とは

さて、ここでタイトルに記した「コールアンドレスポンス」について触れたいと思います。

この言葉、聞いたことがあるという方はどれくらいいるでしょう。

音楽フェスやコンサートなどのイベントがお好きな方にとっては、馴染み深い言葉かと思います。

アーティスト「盛り上がってるかーい!?」

観客「イエーーーイ!!!」

…のやり取り、といえばお分かりいただけるでしょう。

本来は、メインボーカルの歌にコーラスが返される形のフレーズなど、演奏者や歌手が演奏・歌唱で応答し合うことを意味するそうですね。

では、ここでちょっと想像してみていただけますでしょうか。

アーティスト「盛り上がってるかーい!?」

ドームを埋め尽くすほどの観客「(全員下を向いて沈黙)」

…考えただけで悲しくなりますね。

アーティスト側の気持ちを想像すると、心がざわざわしてしまいます。

とはいえ、ファンの方が中心となって集うイベントでは、実際このような展開になることはあまりないでしょう。

しかし、日常生活に置き換えるとどうでしょうか。

これに近い会話のすれ違いや応答ミス、たまたま聞こえなくて無視してしまったなど、コミュニケーションにちょっとした不具合が生じることはよくあります。

ただ、それが意図されて生じたものなのか、うっかりたまたまそうなってしまったのかで話は大きく変わるでしょう。

だからこそ、コミュニケーションにおけるコールアンドレスポンスは、非常に重要であると思うのです。

…一体何の話をしているのかと違和感を抱く方もいると思われますので、そろそろ本題に入っていきたいと思います。

コールアンドレスポンスが上手くできない人

まず、筆者がこれに気がついたのは、以前勤めていた会社で少しだけ面接を担当していたためです。

ただ、田舎の小さな会社でしたので、それほど本格的な採用人事ではありません。

時には、コ―ヒーショップ等でお茶をしながら行うことがあるほどにカジュアルなものでした。

そういった環境で会話をすると、履歴書では見えてこなかったその人の隠された部分が少しずつ見えてきます。

接客業でしたので、外見や話し方から感じる印象はかなり大きなポイントでした。

採用活動の際は、能力の高さ・低さよりも誠実性や判断力、言葉遣いや立ち振る舞いなどを判断基準にしていたと思います。

しかし、稀にそういった判断すら困難な「コールアンドレスポンスが上手くできない人」が現れるのです。

こちらについて詳しくお話しします。

「コールアンドレスポンスが上手くできない人」とは

例えば、通常の面接ではあり得ない質問ですが「好きなフルーツは何ですか」と聞いたとしましょう。

もし相手が「リンゴです」と答えれば、質問の意味がしっかりと伝わっていることが分かります。

その方が何故そう思うのかなど、これまでの経験やそれに関するエピソードをより深く聞きたくなります。

もし相手が「キャベツです」と答えれば、質問の内容が正しく伝わっていないことが分かります。

この場合は、質問を言い直すと正しい答えを返してもらえることがあります。

こちらにとって、どのように説明すれば相手に伝わりやすくなるのかを知る大変いい機会にもなります。

相手が「うーん、そうですね…」と答えれば、質問に対して何と答えようか考え、悩んでいる様子が分かります。

相手が思考や判断にじっくりと時間をかける人であることが分かります。

そういった方と関わる際には、こちらも余裕を持って指導や連絡のための時間を作ろうと想像・計画することができます。

そして、相手が何も言わない場合、こちらは何も分かりません。

この質問に対してのみそのような形になった場合は、

「フルーツが嫌いなのかな」

「こちらには話したくない内容の質問をしてしまったのかな」

といったことを反省し、他の質問に対する返答を判断材料とすることができます。

しかし、ほとんどの質問に対してそのようなことになってしまった場合、こちらは何の情報も得られないまま時間だけが過ぎていくことになります。

かなり極端な例えとなりましたが、どのような状況かはお分かりいただけたのではないでしょうか。

3つの理由と合わせてさらに説明します。

こちらの意図が伝わっているのか分からない

質問に対する反応が薄い場合や、反応が全くない場合、採用を検討する側はとても不安になります。

筆者自身も決してコミュニケーション能力が高いとはいえない人間ですので、どちらかというと苦手な時間です。

「え?どういうことだ?」

「考え中なのか?それとも聞いていなかったのか?」

「私の言い方が悪かったのか?」

と、数秒の沈黙の間に様々なことを考えてしまいます。

「なぜこのような質問を投げかけているのか」

「具体的にどのような返答を求めているのか」

といった企業側の思いが伝わっていないのではないかと一生懸命に伝えようとした結果、「応募者よりも面接担当者である自分ばかり一生懸命話してしまった」という経験も何度かあります。

こちらが「知りたい!」と思っている情報が得られない

企業は応募者を採用するか否かを検討する上で質問をしているわけですから、面接では企業や担当者が「知りたい」と思っている質問が投げかけられます。

しかし、そういった「知りたいと思って投げかけた疑問」が解決できないと、選考を進めることが難しくなってしまいます。

中には、「答えたくない質問なので答えない」というわけでなく、「全体を通して、とにかく反応がない」というケースもありました。

すごく緊張して言葉が出ないとか、とにかく何も話せないといった様子ではなく、表情だけはニコニコと感じの良い印象の方である場合もあります。

採用したいと思って色々と聞いているのに、結局何の情報もつかめないまま面接が終わってしまうこともあるのです。

何を思い、何を考えているのかが分からない

面接において情報を得づらい方というのは、あえて良く言うならばミステリアス、悪く言ってしまうと、何を考えているのか分からないという印象を持ってしまいます。

そして、そういった方とは仕事におけるコミュニケーションが困難になると想像してしまう採用担当者は多いのではないでしょうか。

採用前の応募者に限らず、一般社会人でもこれに当てはまる方は存在します。

このような経験はありませんか?

  • 相手が全然話を聞いていないと思ったけれど、意外とちゃんと聞いていた
  • 相手に挨拶を無視したので怒っているのかと思ったが、まったくそんなことはなかった
  • 「はい」と言われたので安心していたら、まったく伝わっていなかった

コミュニケーションというのは、一人の人間だけで成立させることはできません。

複数人になって初めて成立することができるものですから、それが上手くいかない場合、一概にどちらか一人だけのせいになることはないでしょう。

しかし、あまりにも反応の薄い人や言葉数が少ない人というのは、やはり通常よりもコミュニケーションはより難しくなります。

最悪の場合、選考が行われることさえないまま残念な結果が出されてしまうかもしれません。

「この人は本当に働くつもりがあるんだろうか」

「何故うちに応募してきたのだろうか」

などと思われてしまった場合は、選考へ進むことさえ難しくなってしまうでしょう。

面接時のコールアンドレスポンスのポイント

コミュニケーションスキルは、絶対に高くなければいけないというわけではありません。

とはいえ、苦手意識を持っているのであれば、相手から違和感を持たれないように対策をしておく必要があるでしょう。

タイトルで申し上げた通り、コミュニケーションは「コールアンドレスポンス」で乗り越えることが可能です。

例え的外れでも、間違えてしまったとしても、何か少しでも反応することができれば、そこから新たな会話のルートが生まれます。

最低限のポイントさえ押さえれば、自分自身の印象をより良くするためのアピールが可能になるかもしれません。

そのために、まず意識したいポイントが3つあります。

「あなたの話を聞いていますよ」感を演出する

例えば、先述の「好きなフルーツは何ですか」という質問に対して、

  • あぁ、難しい質問ですねぇ…
  • すごく悩みます!前はイチゴが好きだったんですけど、今はメロンが好きで…
  • ・・・(真顔)

という3種類の反応があったとしましょう。

どれも分かりやすい返答にはなっていないのですが、それぞれの答え方から感じる印象には大きな差がありますよね。

まずは、相手の言葉をしっかりキャッチすることを意識した方が良いでしょう。

その上で、「あなたの言っていることは分かりましたよ、考えてからきちんと話しますのでちょっと時間をくださいね」というアピールをすることはとても重要です。

そのためには、

  • 相手の質問を復唱するor言い換えて確認する
  • 「そうですね」「悩ましいですね」など、会話をつなぐための言葉を活用する
  • 「今考えているところですよ」という表情や動きを意識する

といった工夫が必要になります。

相手の目線や表情を定期的に確認する

コミュニケーションは、2人以上の人間がいて初めて成立するものです。

相手がどう思っているか、何を考えているかを汲み取ろうという努力を忘れてしまうと、一方的なものになってしまうかもしれません。

自分の伝えたい内容にこだわり過ぎないように気をつけましょう。

面接のための準備というと、想定質問に対する答えをあらかじめ用意しておくという方が多いかと思います。

しかし、すべてがその通りに進むとは限りません。

しっかり準備してきた内容を緊張しすぎて忘れてしまったり、相手の発言を聞き逃してしまったりすることもあるでしょう。

その場合も、

「すみません、緊張していて…」

と正直に伝えることができると、自分も相手もコミュニケーションを取りやすくなる場合があります。

こういったことを素直に伝えられる人というのは、採用担当者からの評価は決して悪くないはずです。

「想定外」を最小限にするための準備をする

例えば、人に聞いてほしくない、言いたくない部分を抱えている方もいるでしょう。

ただ、面接においてそういった部分をすべて隠そうというのは、あまり現実的な対策とは言えません。

そういった場合は、話せることとそうでないことの線引きをはっきりと決めておきましょう。

都合の悪い経歴を意図的に隠そうとしたり、嘘の話をして自分に対する評価を上げようとするのは良くないことですが、必要以上に言いふらしたくないことなどについて距離を置くことは、決して悪いことではないと思います。

人と話すときにどうしても緊張してしまうとか、言葉がうまく出てこなくなってしまうとか、人によって様々な悩みを抱えている場合もあるかもしれません。

あらかじめ準備をしておけば、痛いところを突かれてしまった時や自分にとって都合の悪い展開になったとしても、慌てず落ち着いて返事ができるはずです。

適当に取り繕おうとしたり誤魔化そうとしたりするよりは、正直に向き合った方が好印象に繋がりやすいでしょう。

コミュニケーションはパッシブスキル?

コミュニケーション能力というのは、「パッシブスキル」だと思われがちではないでしょうか。

パッシブスキルというのは、ゲームなどにおいてキャラクターが持っている能力の中で、コマンド選択などで能動的に発動するのではなく、無操作でも常時その効果が発動される力のことです。

一般的に「仕事のデキる人=もともとコミュニケーション能力の高い人」というイメージは強いかもしれません。

しかし、実際に能力の高い人が全員先天的にコミュ力の高い人というわけではないはずです。

ビジネスでの円滑なコミュニケーションのためにかなり意識して会話をしていたり、知識や経験、努力でスキル不足をカバーしている人も多くいると思います。

業界や職種によっては、そもそもコミュ力はそれほど重要視されていないということもあるでしょう。

しかし、それもゲームのスキルと同様で、「持っておくに越したことはないスキル」の一つなのです。

ほんの少しの工夫で、あなたの考えがよりきちんと相手に届いたり、あなたの魅力が伝わりやすくなったり、仕事が円滑に進むようになったりすることもあるかもしれません。

コミュニケーションの第一歩として、相手の存在を意識したコールアンドレスポンスを実践してみるのはいかがでしょうか。

Who is writing

学生時代を関東で過ごした後、東北の田舎に帰郷。嫌々地元で就職を決めたら、うっかりとんでもないブラック企業に入ってしまった!
絶望的な環境からなんとか抜け出し、その勢いで個人事業主として開業。現在は、Webディレクター、ライターとして活動中。
本当はお芝居や音楽、歴史が好き。