今回は採用サイトで記事を作る際に役立つツールをご紹介します。
この記事で紹介するツールを参考にすれば、より早く質の高い記事を作り、優秀な人材をたくさん獲得できるはずです。
どのツールもSEO界隈でよく使われているため、自社のニーズをふまえ、安心して使ってみてください。
無料のツールもあるので、上手く活用して、採用サイトの運営効率を高め、自社の発展につなげていきましょう。
社内・社外の関係者とのやりとりに役立つ連絡ツール
社内・社外の関係者とスムーズにやりとりするために役立つおすすめのツールは、以下をご覧ください。
- チャットワーク(無料)
- Slack(無料)
- SMP(有料)
「どのツールを使えば上手く記事作成を進められるのか」「企業の発展につなげられるのか」をチェックするため、上記3つのツールの特徴を見ていきましょう。
チャットワーク(無料)
チャットワークは無料で使える連絡ツールで、初心者でも使いやすい設計になっている点が大きな特徴と言えます。
どのユーザーに通知を送るのかを決めるメンション機能や、ファイル添付・スタンプ機能などがわかりやすく表示されており、アイコンがわかりやすいため、直感的に作業しやすい点も魅力的です。
またチャットワークは機能が多すぎないため、ITリテラシーがそれほど高くない人でも比較的早い段階で慣れられるでしょう。
このような特徴から、チャットワークはパソコンに慣れていない社員が多い企業におすすめです。
なおチャットワークは2022年10月に、グループチャットの作成数が無制限となりました。
そのため、プロジェクトごとに参加可能なユーザーを好きに選べる点も魅力のひとつと言えるでしょう。
著者も最初に使い始めたのは、このチャットワークでした。
返信や引用、ファイルの添付など、わかりやすいアイコンが採用されており、無理なく使い始められたことを覚えています。
著者も数十社とのやりとりでチャットワークを利用してきましたが、使いやすいツールだと感じています。
社内のユーザーだけに表示したいメッセージはグループチャットを利用するなど、ちょっとした工夫で連絡をスムーズに進められるでしょう。
その一方でチャットワークでは、所定の条件を超えたメッセージを閲覧できないため、その場合には課金が必要になる点はデメリットと言えるかもしれません。
※無料プランでは直近40日以内にアップされた、メッセージ(最新5,000件分)を閲覧できる。
【チャットワーク公式サイト】
https://go.chatwork.com/ja/
Slack(無料)
Slackは機能が多く、カスタマイズ性が高いところが魅力の連絡ツールです。
各話題ごとに連絡をとれる機能「スレッド」を使える点がSlackの大きな魅力です。
スレッドを使えばチャット全体のやりとりの流れを遮ることなく、スムーズに連絡を取り合えます。
先ほどご紹介したチャットワークには、スレッドの機能がないので、グループチャット内で複数の話題があがった際、やりとりの流れを確認しづらくなります。
このような点から、話題ごとに流れを素早く確認しながらやりとりをしたい場合には、Slackがおすすめです。
またSlackの魅力として、「絵文字のアイコンを自作できる」「リマインダー機能が使える」などもあります。
ただしSlackには、機能が豊富だからこそのデメリットもあります。
canvasやワークフロービルダーなど、ITツールに慣れていない人にとっては、「どんな機能なの?」「うまく使いこなせない…」と感じてしまう可能性があり、慣れるまでの業務効率を高めづらいという点には注意が必要です。
著者自身もSlackでのやりとりに慣れるまでは、チャットワークよりも時間がかかりました。
慣れるまではメッセージの見落としをしてしまったり、うまくファイルを添付できなかったりといったところで手間暇がかかってしまうかもしれません。
【Slack公式サイト】
https://slack.com/intl/ja-jp
SMP(有料)
SMP(Strategic Membership Program)は、人事に関する4大機能を兼ね備えたタレントマネジメントツールで、チャットやオンライン面談などを使って記事作成をスムーズに進められます。
複数のルームを作成して、特定の人だけが参加できるグループチャットを利用可能なうえ、Slackで通知を受け取ることもできます。
基本的な連絡機能があることに加え、優秀な人材に適切な役割を任せ、効率良く育成していくための機能が充実している点がSMPの大きな魅力です。
SMPには「人事の4大機能」があり、採用業務や人材育成を効率良く進められます。
SMPの「人事4大機能」
- 採用
- 配属
- 育成
- 評価
心理学と統計学をかけあわせ、洗練された人事業務の遂行に役立つSMPを使えば、採用サイトだけでなく、会社全体の運営効率を飛躍的に高められます。
例えば以下のように、優秀人材の獲得や適切な配置などに役立てられます。
「SMPで採用活動をすると、数年に一人しか採用できない優秀な人材を、毎回の選考で採用できるようになった!」
「ライターを募集した際、SMPの診断で営業の適性があるとわかったから、様子を見ながら異動の際に検討してみよう」
著者自身もSMPを使い始めた際、採用関連の機能や適性診断などのツールが多く、驚いた記憶があります。
SMPは採用・人事関連の機能が充実している点から、採用サイト運営との相性が非常に良いです。
「組織が発展するチャンスを逃さず、持続的に利益を伸ばしていきたい」と思った方は、以下からSMPの詳細をチェックしてみましょう。
【SMP公式サイト】
https://smp.keieijinji.co.jp/
テキスト入力に役立つツール
次は記事を書く際に役立つツールを3つ、ご紹介します。
- Googleドキュメント(無料)
- Word(有料)
- Kingsoft office(有料)
複数の担当者で記事を編集したりチェックしたりする場合、上記のツールから選べばスムーズに採用サイトを運営していけるでしょう。
あなたの状況に合うテキスト入力ツールを選んでいただくため、次の項目からは各ツールの特徴を簡単に解説します。
Googleドキュメント(無料)
GoogleドキュメントはWeb上で執筆可能なツールで、リアルタイムで内容が自動保存される点が大きな魅力です。
保存したい時に保存ボタンをクリックしなくて良いところや、停電時などの急なトラブルに際しても、自動保存されるところに魅力を感じる人は少なくないでしょう。
またオンラインで複数のユーザーが同時に編集できる点も、Googleドキュメントの特徴です。
公開までの時間がない場合、執筆担当者が記事後半の仕上げをしながら、チェック担当者が記事前半の出来を確認するなど、効率良く記事作成を進められます。
変更履歴の確認や復元もできるなど、柔軟に使えるところもGoogleドキュメントのおすすめポイントです。
【Googleドキュメント公式サイト】
https://www.google.com/intl/ja_jp/docs/about/
Word(有料)
記事の執筆時にWordを使うメリットは、社外のライターなどに「しっかりした企業のようだ」という印象を持ってもらいやすい点です。
著者の経験上、大手企業ほどWordを選びやすくなると感じており、「やはり大手の会社様はツール選びも、従来のサービス・料金がかかるサービスを選びやすいんだな」と思ったことがあります。
他にもWordのメリットとしては、ExcelやMicrosoft Teamsなどの関連ツールとの連携が可能な他、フォントの種類が多いところが挙げられます。
個人的には「ドキュメントの読み込みスピードがGoogleドキュメントより少し早いかな」といった印象がありますが、この点はPCのスペックや通信環境にもよるかと思いますので、記事作成ツールを選ぶ際には、参考程度にされると良いでしょう。
Wordは一ヶ月の無料お試し期間があるので、使い勝手が気になった場合には実際に使ってみることをおすすめします。
【Word公式サイト】
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/word
Kingsoft Office(有料)
Kingsoft Office(WPS Office2)はWordとの互換性が高く、なおかつ非常に安価な点が魅力のツールです。
Kingsoft Office(WPS Office2)は「4,490円/PC1台~」で買い切りタイプのツールとなっており、Wordは「月750円/ユーザー~」です。
このような価格体系になっているため、長期的に採用サイトを運営する際や、ツールを利用するPCの台数が少ない場合には、Kingsoft Office(WPS Office2)に魅力を感じやすいでしょう。
Kingsoft Office(WPS Office2)は無料体験が可能なので、気になる場合にはお試し期間中に使い勝手を確認してみるのもひとつの手です。
【Kingsoft Office公式サイト】
https://www.kingsoft.jp/office/
校正に役立つツール
採用サイトの運営時に校正ツールを使えば、効率良くヒューマンエラーをカバーしながら、記事を仕上げられます。
そのため記事作成を始める前に、自社に合う校正ツールがないかどうか確認しておきましょう。
校正に役立つツール
- Enno(無料)
- PRUV(プルーフ)(無料)
- JustRight!7 Pro(有料)
次の項目からは、上記3つの校正ツールの特徴をわかりやすく解説するので、自社に合うツール選びにお役立てください。
Enno(無料)
ユーザー登録不要で大量の文章をチェックしたい場合には、無料で文字数制限なしの「Enno」がおすすめです。
Ennoならテキストボックスに校正したい文章を貼り付け、所定のボタンを押すだけで、大量の文章をチェックしてくれます。
校正にひっかかった箇所をハイライトで表示してくれ、カーソルを合わせると、確認しておいた方が良い理由を示してくれる点も、Ennoのおすすめポイントです。
例えば「この部分を削除すると冗長表現を避けられます」などの提案をしてくれるため、自社の表記ルールに沿ったチェックをスムーズにできるでしょう。
このような点から、文章量が多い記事を手軽に校正したい場合には、無料のEnnoをおすすめします。
【Enno公式サイト】
https://enno.jp/
PRUV(プルーフ)(無料)
PRUV(プルーフ)は、無料で精度の高い校正をしたい方におすすめのツールです。
「ら抜き言葉」や「い抜き言葉」をはじめ、簡単な校閲(※)機能がついている点がPRUVの強みです。
(※)簡単にお伝えすると、校閲は「内容が正しいかどうかを確認すること」を意味し、校正は「誤字脱字などの基本的なチェック」を指します。
例えば、PRUVに「東京都横浜市」と入力してチェックすると、「横浜市は東京都ではなく神奈川県です」と指摘してくれました。
またPRUVは無料のユーザー登録(PRUV Trial)をすると400字以上の文章を校閲できるようになり、表記ゆれチェックや読みやすさチェックなど、校正してもらえる幅が広がります。
PRUVには有料サービスの「PRUV Pro」があり、最大5万文字までをまとめてチェックしてくれたり、最大10万のルールを登録できる辞書機能があったりと、さらに利便性を高められる点もメリットです。
【PRUV(プルーフ)公式サイト】
https://pruv.jp/
JustRight!7 Pro(有料)
WordやExcelなどのoffice製品を使う場合や公用文を使った記事を書く場合には、有料ツールの「JustRight!7 Pro」がおすすめです。
JustRight!7 ProはPowerPointやOutlookの他、PDFやHTMLファイルにもアドイン(追加)対応しています。
校正のレベルが「簡易」「標準」「すべて」などに分かれており、自社に合う校正の度合いを選べる点もJustRight!7 Proの特徴です。
さらにJustRight!7 Proならエクセルなどで管理している表記ルールを一括登録できるため、自社独自のルールで校正できます。
JustRight!7 Proが気になった方は、体験版(法人)のダウンロードで使い勝手を確認してみましょう。
【JustRight!7 Pro公式サイト】
https://www.justsystems.com/jp/products/justright/
コピペチェックに役立つツール
記事を公開する前にコピペチェックをしておけば、より検索結果の上位に表示されやすくなるため、予め使いやすいツールを選んでおくことをおすすめします。
他社の記事と酷似していると検索エンジンから評価されず、検索結果に表示されない可能性もあるため、記事公開前には以下のツールを活用して、効率良くコピペチェックをしましょう。
- CopyContentDetector(無料)
- こぴらん(無料)
- コピペリン(有料)
上記の中から自社に合うコピペチェックツールを選んでいただけるよう、各ツールの特徴を解説していきます。
CopyContentDetector(無料)
無料で多角的にコピペチェックをしたい場合、CopyContentDetectorの利用を検討しましょう。
CopyContentDetectorには、インターネット上に似た表現がないかどうかを確認してくれる「類似度判定」や、純粋に文章が一致しているかどうかどうかを判定してくれる「一致率判定」など、複数のチェック機能があります。
無料にも関わらず、回数無制限で1回あたり4,000文字のコピペチェックができる点もCopyContentDetectorの魅力です。
CopyContentDetectorには有料プランがあり、WordファイルやWordPressを使った効率の良いコピペチェックが可能になるため、まずは無料で使ってみて課金するかどうかを検討すると良いでしょう。
【CopyContentDetector公式サイト】
https://ccd.cloud/
こぴらん(無料)
簡易的にコピペチェックをしたい場合には、こぴらんがおすすめです。
こぴらんならテキスト入力欄に記事内容を貼り付けて「チェック」ボタンを押すだけで、4,000文字までの文章を簡易的にチェックできます。
類似する記事がインターネット上にあるかどうかをわかりやすく表示してくれ、該当の文章をYahoo・Googleで検索した画面のリンクも記載してくれているので、検索エンジンでの表示結果もすぐに確認できます。
スマホに対応している点も、簡易的にコピペチェックをしたい方にこぴらんをおすすめする理由のひとつです。
【こぴらん公式サイト】
https://copyrun.net/
コピペリン(有料)
コピペリンはコピペチェックの効率・精度を高めたい方におすすめのツールです。
WordやExcelなどのファイルを複数まとめて読み込めるうえ、URLを指定したチェックも可能なため、コピペチェックの負担を抑えられるでしょう。
複数のコピペチェック項目があり、アイコンやグラフでわかりやすく結果を表示してくれる点もコピペリンのメリットです。
操作方法などのメールサポートが無料であり、返金保証がある点から、パソコンを使った作業に慣れない方にもコピペリンがおすすめです。
【コピペリン公式サイト】
https://saku-tools.info/copyperin/
まとめ
採用サイトで記事を作る際、ツールを活用すれば運営効率をさらに高められます。
各記事の質を高め、より素早く情報を発信していけるツールを使えば、多くの優秀人材からの応募を期待できます。
特に採用サイトの運営効率を高めるだけでなく、優秀人材獲得後の配置に役立つ機能があるSMPを活用すれば、飛躍的に会社の成長を促せるはずです。
「採用サイトの運営だけでなく、その他の事業も含め、効率良く企業を成長させたい」
このように思った方は、SMPをご活用ください。
【SMP公式サイト】
https://smp.keieijinji.co.jp/
また「採用サイトの運営方法や、採用業務について、手厚いサポートを受け、最短距離で会社を発展させたい」
このように思った方は、経営人事パートナーズのコンサルティングを活用しましょう。
採用サイトを効率良く運営するコツはもちろん、優秀人材を見極める方法や選考フローの最適化など、様々な観点から、企業発展に役立つノウハウをお伝えします。
【経営人事パートナーズ公式サイト コンサルティングページ】
https://keieijinji.co.jp/consulting