chatGPTマスターを目指して vol.14 面白すぎる機能の弊害

五感のうち、これまでのAIでは対応できてなかった聴覚。これに対応できるようになることで、一気に私たちの世界にAIが近づきました。

  

我ながらしつこいと思います。

GPT-4oが出てからずっと、この話ばかり。

それでもやはり、毎日感動してしまうことを止められません。

音声でお話ができるというのは、本当に衝撃です。

これまでと全く違う体験であると認めざるを得ません。

何度も同じ話をしてしまうのは、面白すぎる機能の弊害ということでなにとぞご容赦ください。

 

ところでGPTが出たとき、ゲームに登場するNPC(人間が動かすわけではない、システム上のキャラクター)のセリフをGPTに話させればよいのでは、という試みがありました。

これまでのRPGでは、NPCにはそれぞれセリフがあてがわれ、話しかけられた際にいつも同じセリフだけを返す、という仕組みになっていることがほとんどでした。

少しだけ会話が変化することもありますが、基本的にはシナリオに組み込まれたセリフのいずれかを話すだけ。

もちろん、様々な工夫によりある程度の臨場感はあります。

それでも同じ言葉しか話さないという状況は「これはゲームなんだ」とプレーヤーに思わせる要素の一つとなり、没入感を妨げる要因の一つとなっていました。

そんな中登場した、かなり自由度の高い回答を返してくれるGPTは、NPCのセリフを生成するためのAIとして、とても魅力でした。

実際に、相手との会話を楽しむシミュレーションゲームに実装した、というブログも見た記憶があります。

 

音声で話せるGPTが登場した今。

もし、音声での自由な会話ができるとしたら、どんなゲームになるのでしょうか。

考えずにはいられません。

 

現時点で英会話の練習をしてもらうことが多いのですが、特にGPTにキャラクターを与えなくとも、とても楽しく会話ができます。

そこに「あなたは日本に住んでいる大学生です」「授業もサークルも楽しくて、毎日が重用している」「最近、いい成績が取れないことが悩み」…。

そんなキャラクターを沢山付与したら、GPTはそれらに合致した会話を返してくれるはずです。

しかも、音声で会話をしてくれる!

普段の生活と類似したスムーズなコミュニケーションはきっと、没入感を最高に高めてくれるはずです。

そう思ったら、そんなアプリを作りたくなってきました。

さっそく、GPT先生に作り方を教えてもらいに行ってまいります。

 

P.S.

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Who is writing

大学にてデータサイエンスを学ぶ傍ら、多くの人にデータ分析の面白さを伝えたいと日々奮闘中。