「頭がいい人」ってどんな人?能力の種類と見つけ方

「頭がいい人」は、様々な方向性の能力と可能性を秘めているはず…!というお話です。

  

「頭がいい人」になりたい…!

皆さん、人から「頭いいね!」と褒められた経験はありますか?

「頭がいい」という言葉は、何気ない雑談から仕事に関することまで、様々なシチュエーションで使用されますね。

私自身、「頭がいい人」にはとても憧れます。

なんとなくかっこいいですし、周囲の期待に応えることができて、環境を選ばずに活躍できる人というイメージがあります。

そんなことを言うと「じゃあ勉強しろよ!」と思われる方が多いでしょう。

おっしゃる通りだと思います。

ただ、「頭がいい人」になるために必要な能力は、勉強をすることで得られる知識・能力だけでは無いようにも思えます。

「頭がいい」という言葉は安易に使ってしまいがちですが、「頭がいい人」が持つ能力やスキル・仕事における可能性は、1つだけとは限りません。

とすると、それぞれの「頭がいい人」の特徴や能力、期待できる成果はまったく異なるのではないでしょうか。

今回は、「頭がいい人」の特徴について考えながら、そういった人材に期待できることや、その見抜き方について考えてみます。

「頭がいい人」ってどんな人?

頭がいいとはどういうことなのか、一旦調べてみました。

頭が良い

頭脳が明晰で物事の道理をよく分かっている様子などの表現する言い回し。賢いさま。

「頭が良い(あたまがよい・あたまがいい)」の意味や使い方 Weblio辞書

概ね予想通り、「頭脳明晰」「賢い」といった表現が登場しますね。

さて、冒頭で皆さんに「頭がいいと言われたことがあるかどうか」についてお伺いしましたが、いかがでしょうか。

「人生で一度でも言われたことがある」という方は、かなり多い気がします。

というのも、「頭がいい」という言葉の使用可能範囲はものすごく広いのではないかと思うのです。

思い起こしてみれば、私も片手で数える程度ですが言われたことがあります(良かった…)。

あれは、友人たちと地方へ旅行に行った時でした。

普段から田舎で車に乗り慣れている私は、レンタカーでの観光順序を決める際に、効率的なドライブルートを提案できたのです。

その際に、友人の一人がそう言ってくれました。

それから、初めて行った飲食店で、妙に複雑な注文システムで頼まなければならない時ってありませんか?

私は、何故かああいったものを理解して注文するのがわりと早いです。

そういった状況でも、

「すごっ、頭いいね!」

と言ってもらえました。

ただ…これ、言うほど「頭がいい」でしょうか?

先ほど調べた「頭がいい」の説明とは合っていないように思えます。

きちんと適応する言葉で表現するなら、「経験を活かして効率的な道筋を立てられた」とか、「その場に合った的確な提案ができた」「説明をきちんと理解できた」となるでしょう。

そこから考えると、「頭がいい」という言葉はすべて他の表現に言い換えることができるのではないかと思います。

つい使ってしまう言葉ですが、「頭がいい人」をより理解するためには、まず表現の仕方を変える必要がありそうです。

「頭がいい人」の分類方法

「頭がいい人」には色々な人がいるわけですが、具体的にどういった人が挙げられるでしょうか。

こればかりは調べて答えが見つかるものでもないので、私が幼少期から現在に至るまでに出会ってきた「頭がいい人」がどんな人だったかを思い出してみました。

思いつく限りでざっと20。

まだまだありそうな気がしますし、どういった人を「頭がいい」と評価するかは、おそらく人によって異なるのではないかと思います。

そして、今回挙げたこの20の特徴を見ていると、それぞれが違った方向性を持っていることに気がつきました。

そこで、一旦この20の特徴を5つのジャンルに分類してみることにします。


 1. 知識・論理系

最も分かりやすいタイプになるかと思います。

持っている情報量や分析力など、いわゆる知的能力が目立つタイプです。

先ほど挙げた特徴の中でも、以下のタイプが当てはまると考えられます。

  • 学歴が高い人
  • テストの点数が良い人
  • どんな疑問にも答えてくれる知識を持つ人
  • パズルが得意な人
  • データから傾向を見つけるのが得意な人

ある人がとても高い学歴を持っていることを知ると、反射的に「すごい!頭がいいんだ!」と思ってしまいますよね。

たくさん勉強をして知識を身に付けた人は、学歴の高さや学力の高さだけでなく、論理的思考力や情報分析力、情報の応用力に優れている人も多い気がします。

 2. 表現・会話系

「多くの知識を持っている」というよりは、頭の回転の速さや言葉の選び方で知性を発揮しているタイプです。

会話におけるユーモアセンスがあふれていたり、人の発言に対して即座に反応したりできる人を指します。

以下の特徴が当てはまるでしょう。

  • その場で面白いことが言える人
  • 会話のレスポンスが早い人
  • 適切な表現で言語化できる人
  • 相手に合わせた話し方ができる人

会話の理解度や反応速度が早い人や絶妙な言葉選びができる人は、私が最も憧れる「頭がいい人」かもしれません。

皆さんはどうでしょうか。

3. 思考・発想系

発想力・想像力に優れたタイプです。

知識・論理系に似た部分もありますが、経験をもとに先読みができる力や、状況に合った新しいアイディアを生み出せる力は、知識だけでカバーできるものではないでしょう。

  • 新しいアイデアを出せる人
  • 説明の序盤ですべて把握してくれる人
  • 先回りの思考でリスク回避ができる人
  • 物事の優先順位を的確につけられる人

「俯瞰力」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

物事の全体を見渡し、高い視点から客観的に把握できる能力のことです。

思考・発想系の人は、この「俯瞰力」に優れているのかもしれません。

 4. 状況把握・判断系

今この場でまず何が必要なのか、何をするべきかを感覚的に見抜くことができるタイプです。

「頭で考えて結論を出す」というよりは、状況を冷静かつ的確に捉え、より直感的な判断が下せるタイプをイメージしています。

  • 環境や状況を的確に把握できる人
  • 臨機応変な対処が出来る人
  • 空気の微妙な流れを読む人
  • 「え、そこ?」という細やかなポイントに気がつける人

思考・発想系の「俯瞰力」は頭で考えているのに対し、状況把握・判断系はより感覚的な部分が優れている人をイメージしています。

非常に曖昧な分類になってしまったかもしれませんが、知識・論理系のタイプとは大きく異なることはお分かりいただけるかと思います。

 5. バランス・感性系

「おそらく本人が意識してやっているわけではなさそうだけど、すごいな」という特徴を持っているタイプです。

何かの能力が優れているというよりは、その感性やバランス感覚など、意識したり努力したりするだけでは得られない何かを持っている人を指しています。

  • 空間の使い方が上手な人
  • ふと神のようなアドバイスをくれる人
  • 真面目な人

持って生まれたセンスが光るタイプの人です。

例えば、音楽や文学、科学など、ある特定の分野で人並外れた才能を持っている方も、ここに当てはまる可能性があるかもしれません。

最も言葉で説明するのが難しく、意図して習得するのも困難な能力であると思われます。


いかがでしょうか。

今回私が思いついた特徴以外にも、多様な特性を持った「頭がいい人」が存在するでしょう。

複数の能力を持ち合わせている人もいるはずですし、分類方法やそれぞれの定義にも様々な意見があると思います。

とにかくはっきりさせたかったのは、「頭がいい人」をすべて一緒くたにしてしまおうというのはおそらく不可能だということです。

その人によってまったく異なる特徴や性質を持っているということを踏まえた上で、ビジネスにおける「頭がいい人」について考えていきたいと思います。

「頭がいい人」の可能性

さて、ビジネスにおいて「頭がいい人」と聞くと、つい何もかも上手くこなせたり、何でもすぐに分かってくれたりする人を期待してしまっていませんか?

一般的に企業で人を採用する際は、学歴や経歴、持っている資格などを判断材料としています。

前項の分類から考えると、これらは知識・論理系の頭がいい人を見つけるための手段であることが分かりますね。

「この人は学歴が高い人だから、きっと頭がいいんだ!」

「こんなにすごい経歴や資格を持っているのだから、きっと仕事が出来るんだ!」

と、優秀な人材に期待をかけることもあるでしょう。

しかし、そうしてせっかく来てもらった人材に対して、

「…あれ?」

と思ってしまうことも少なくないのではないでしょうか。

「頭のいい人」は、それぞれ異なる特徴を持っています。

得意なことや発揮できる能力、期待できる成果も人によって違います。

つまり、必ずしもオールマイティに活躍できる人材であるとは限らないのです。

企業として、より優秀な人材を手に入れたいと考えるのは当然のことです。

ただ、それで期待した通りの働きをしてもらえなかったからといって、その人材を持て余したり、同じような人材を軽視したりしてしまうようなことがあってはいけません。

簡単に手に入れられる情報だけでその人を判断し、その能力や性質を分かった気になってしまうのもよくないことです。

大切なのは、その人の能力を的確に把握すること。

そして、そこからどのようなことが期待できるかを考え、どのような仕事に適しているかを考えることではないでしょうか。

例えば、表現・会話系の頭がいい人をバックオフィスの担当にした場合、その能力が100%発揮できているとは言えないかもしれません。

これでは人材が持っている可能性を活かしきれていないということです。

そのため、もし企業が優秀な人材を求めているのであれば、まずは人材の能力を把握できるようになる必要があります。

その人材の可能性に見合った仕事を任せることができれば、もたらす効果は大きくなり、チームや企業の発展も期待できるでしょう。

「頭がいい人」の見つけ方

企業に必要なのは、

  • 「頭がいい人」を見つけ出す力
  • 「頭がいい人」の能力を見出す力
  • 「頭がいい人」を活かす力

…ということになります。

総括すると、的確に人を見極める力ということになるでしょうか。

どんなに大きな企業の役員や経験豊富なベテラン面接官であっても、この力に100%の自信を持っているという方は少ないのではないでしょうか。

一般的な採用選考において、人を見極めるために得られる情報はごくわずかです。

人事担当者は、履歴書や職務経歴書の情報だけで、自社にふさわしい人材を選別しなければなりません。

とても難しいことですよね。

「頭がいい人かどうか」「一緒に働きたいと思うかどうか」「会社に貢献してくれるかどうか」といった判断を、結局自分の感覚に頼っている方は多いと思います。

しかし、それでは人を見極めているとは言い難いです。

感覚だけに頼っていては、なかなか的確な判断はできません。

そこで求められるのが、理論的かつ機械的な判断です。

応募してくれた人材に対し、人間が行う感覚的な判断とは別に、システムによって平等かつ普遍的な判断がされれば、それは非常に有用なものです。

文章や会話では気づかないような部分や、人材が意図的に隠そうとしている部分、本人さえも気がつかないような能力まで知ることができます。

そこまで知ることができれば、自社にとって必要な人材を見極めるのは、それほど難しいことではないでしょう。

ただ、そのためには「自社にとって必要な人材」を先に設定しておく必要があります。

つまり、どのタイプの「頭がいい人」に働いてほしいか、どのような経歴やスキルを持った「頭がいい人」に来てもらいたいのかを、あらかじめ考えておかなければなりません。

募集する役職や仕事内容に合わせて、それぞれどのような人材が適しているか、どのような人に来てほしいかを決めておくのです。

そうして定めた条件に当てはまっているかどうか、そして、ふさわしい能力を持っているかどうか。

この2つが同時に把握できたら、企業や役職に適した「頭がいい人」の採用は可能になります。

「そんな夢のようなシステムがあったらいいのに…」

そう思う方もいるかもしれません。

ご安心ください、実はもう出来ています。

一体どんなシステムなのか、興味のある方は是非以下の記事もご覧ください。

意識低い系ライターが出会った「面倒くさい採用試験」

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学生時代を関東で過ごした後、東北の田舎に帰郷。嫌々地元で就職を決めたら、うっかりとんでもないブラック企業に入ってしまった!
絶望的な環境からなんとか抜け出し、その勢いで個人事業主として開業。現在は、Webディレクター、ライターとして活動中。
本当はお芝居や音楽、歴史が好き。