chatGPTマスターを目指して vol.4 町の人(GPTs)の話を聞こう!
多くの人が作成し、公開しているGPTs。自分が作成する際のヒントを求めて、面白そうなGPTを使ってみることにしました
chatGPTマスターを目指す旅が始まった一回目から、初めてのmyGPTを作り。
そしてお絵かきスキルをほんの少し向上させて。
ロールプレイングゲームで言えば、チュートリアルを完了させた段階にいる私です。
そしてこの度、大事なことを忘れていたことに気が付きました。
それは、町の人の話を聞くこと。
何か冒険を進めるにあたり、周りの人の話を聞くことはとても大事です。
目的地に対するヒントをもらえるかもしれませんし、なによりも、知らなかったことを知ることができます。
あっちの方に行ってみたらいいよ。
こういうことが便利だよ。
このchatGPTマスターを目指す旅ではまさに、先人のGPTsを試すことがこれに当たるに違いありません。
幸いにして、現時点で数え切れないほどのGPTsが作成され、そして公開されています。
いつものゲームのように、すべての人に話を聞く、つまりすべてのGPTsを試してみることはできませんが、いくつか面白そうなGPTsを試してみることにしました。
では、どのようにして面白いGPTsを見つけるか?
それはもちろん、GPTに尋ねるのが一番早いはずです。
『面白そう(sounds fun)なGPTsを教えて』
そう尋ねた私に、GPTは以下の様なリストをくれました。
1.ChatGPT – Street Art Addict(ストリートアートに関するコンテンツ作成)
2.ChatGPT – The Meme Erudite(ミームの生成と解説)
3.ChatGPT – Slapstick Sketcher lv3(スケッチの作成)
4.ChatGPT – SovereignFool: GameMaster Guide(テーブルトークRPGのゲームマスター向けガイド)
5.ChatGPT – Emoji Generator(絵文字生成)
6.ChatGPT – Bart Simpson interactive adventure(とあるキャラクターとの冒険)
7.ChatGPT – Boredom Buster(退屈解消のための提案)
8.ChatGPT – Tiktoers Creative Toolbox(TikTok用のコンテンツ生成)
9.ChatGPT – Historical Recipe Revivalist(歴史的なレシピの復活)
10.ChatGPT – Drifter in Paradise a text adventure game(アドベンチャーゲーム)
絵を含むコンテンツの生成や、ゲームに関するもの、GPTにアイディアを出してもらうものがほとんどの様です。
まずはこの中で、5番目の絵文字生成を試してみることにしました。
Emoji Generator
https://chat.openai.com/g/g-wkmOq6AxG-emoji-generator
ひとまずは最初に用意されていた例文である、「チョコレートを食べる赤ちゃんの女の子の絵文字」を依頼してみます。
するとEmoji Generatorから詳細な画像の説明とともに、絵文字が出力されました。
ここまで培ったchatGPTお絵かきスキルを使って、わかることが一つあります。
それは、Emoji Generatorが出力した「詳細な画像の説明」が、このGPTでは大事な役割を担っているということです。
Vol3にてお絵かきスキルを身につけようとした際。
中途半端な指示では、まったく思った通りの出力が得られないことがわかっています。
人間にとっては常識であるためわざわざ記載する必要がないと思われるような情報がchatGPTにとっては重要でした。
つまり、このGPTでは恐らく、ユーザが入力した指示文を詳細にするステップを踏み、その詳細にされた文章を元にして絵を作成しているに違いありません。
恐らくこのGPTの肝となる技術は、いかにして詳細説明を生成するか、という部分にあると思われます。
また、このほかにも様々生成してみたのですが、文字が含まれるような絵文字はうまく生成されませんでした。
上のWell Done、も非常に惜しい状態になっています。
また、右側が少し切れているのも気になります。
それでも、最近では文字も生成可能なAIが発表されたばかりです。
まだGPT-4には導入されていないとは思いますが、これから導入されることで、さらなる進化が見られそうです。
次は画像生成ではない他のGPTを試して、その背後に潜むスキルを盗みたいと思います。
P.S.
冒頭の女の子の絵文字以外では、いずれも違和感がぬぐえない画像が生成されました。
例えば首にかけているメダルのヒモが不思議な物理法則に従っていたり、複数本の親指を持っていたりしました。
ですが最初の絵文字では、ほとんど違和感がありません。
恐らくテンプレートの画像だけは、ある程度精度が担保されるように、何度も生成と訂正を繰り返し、納得できる出来栄えの物を用意したのではないかと思います。
…そう思ったため、再度新しくGPTを立ち上げて同じ文章を実行したのですが、今回は変なところが出てきてしまいました。
このGPTを利用する人に寄り沿った「このGPTは精度が良いですよ!」アピールかと思ったのですが、そんなことはなかったようです。
何事も確認してみることが大事なのですね…。
P.P.S.
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https://48auto.biz/keieijinji/touroku/sp/scenario13.htm
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